2023年(令和5年)3月、北広島市にオープンした北海道ボールパークFビレッジは順調に来場者が増え、2025年の年間来場者数は459万1357人で、前年比としてはプラス10%となりました。びっくり

 このFビレッジを所有、運営するファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)の新社長に、同社の前沢賢常務取締役開発本部長(51)が昇格して就任することが発表されました。

 

【北海道新聞 2026年1月29日】

 北海道ボールパークFビレッジ(北広島市)を所有、運営するファイターズスポーツ&エンターテイメント(FSE)の新社長に、同社の前沢賢常務取締役開発本部長(51)が昇格して3月に就任することが28日、分かった。

 

 2023年3月に初版が出た「アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち」に、前沢氏の活躍が書かれていますが、札幌ドームに見切りを付け、北広島市に球場を新設する。それも普通の球場ではなく、ボールパークと称するに値する社会インフラの創出という壮大な取り組みに感心しました。

 

【アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち】

 

 既存の球場の概念を超えた、壮大なボールパーク構想が実現したのは、親会社である日本ハムの大社啓二社長と養父にして創業者・大社義規氏の存在が決定的だったことが分かります。

 

 ボールパーク事業は、エスコンフィールド球場の建設だけで600億円もかかっており、日本ハムの営業利益をはるかに上回るものでした。サラリーマン社長では、こんな投資を決めることはできません。

 

 今、全国でJリーグのスタジアムやBリーグのアリーナ建設を巡って、地元自治体が巨額投資に難色を示していますが、当然のことです。この先人口が減っていく中で、プロ用のスポーツ施設にお金をかけるより、学校や病院など身近なところにお金を使ってほしいという声は、ますます強まっていくでしょう。

 

 J1からJ3まで60球団全部のために、J1昇格を前提とした観客収容人数1万5千席以上の立派な専用スタジアムを建設するなんて、求める方がどうかしています。