それでは業績の方を見てみましょう。
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「出典 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー」
↑上場してから2018年以外は下記偏重

2019年上期の会社予想売上83億 営業利益46億 純利益30億

2019年第1四半期決算実績 売上25億 営業利益11億 純利益5億

↑の上記予測から第一四半期決算の実績を見て、2019年期第二四半期決算を単純に予測しますと。

2019年第2四半期決算予測 売上58億 営業利益35億 純利益25億 になります。

今までの四半期あたりの最高の業績売上44億 営業利益25億  純利益17億

これはすべての項目が8億~10億以上、上回らないと達成できない数字になりますが、そもそも会社は下期偏重で、白岩社長は常々、通期で会社を判断してくださいとおっしゃっています。(2018年以外は下期偏重)

しかし会社も上期の予測達成の為に当然動いています。
目標達成の為に会社はどのような取り組みをしているかと言いますと。
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「出典 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー」
新施策で優良物件を確保し、新規航空会社の仕掛案件を抱え、第2四半期末には過去最大の商品出資金残高となる見通しとなっています。

現時点の商品出資金503億 前渡し金188億 合計691億となっています。


通期の商品出資金販売予想額は1300億になります。

他の事業もありますが商品出資金販売額1300億を達成すると

概ね売上205億 純利益78億になるはずです。

他の事業を度外視して、ざっくり計算します。

上記の出資金販売額1300億に対する売上と純利益ですが

出資金販売額6.3億につき、売上1億 出資金販売額16.6億につき、純利益1億になります。

以前の実績ではどうであったか

2018年出資金販売額923億 出金6.2億につき 売上1億 出金18.4億につき 純利益1億 当初の出資金販売予測 800億 6.6億 19.5億
2017年出資金販売額543億 出金6.3億につき 売上1億 出金19.9億につき 純利益1億 
2016年出資金販売額254億 出金4.3億につき 売上1億 出金18.2億につき 純利益1億
2015年出資金販売額212億 出金7.5億につき 売上1億 出金27.8につき  純利益1億

2015年はバラつきがありますが、ここ3年の実績では出金6億につき 売上1億 出金18億につき 純利益1億と見ることができます。

それでは当初の会社予想ではどうであったか見てみましょう。
2018年 出金7.6億につき 売上1億 出金22.5億につき 純利益1億
2017年 出金7.0億につき 売上1億 出金25.8億につき 純利益1億

毎期の会社の業績予測は保守的と言われていますがベースになる考えが 
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「出典 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー」

上記を基本に会社の業績予想をしていると思われます。
そしてなぜ、上方修正が起こるのかというと
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「出典 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー」

基本はリース物件の価格の約30%で投資家が出資する予定で、それに基づき会社の業績予測は立てていますが、物件の引き合いが強く売れ行きが好調であるならば、組成に対する出資割合が増えていくのは、必然なので上方修正が発生する訳です。


上記を総括すると今年の出資金販売額に対する会社の業績予測は保守的ではなく、最初から上方修正が織り込まれていると私は見ています。

上方修正があるとすれば出資金販売額1300億に、さらに上乗せが必要です。

しかし2017年期末の2018年期の当初の出資金販売予想額は800億でした。そこから123億うわのせして出資金販売額を923億にしたわけです。

あとは他の事業がどれだけ伸びるか。去年の売上150億中オペリースが135億。他事業が15億くらいでしたので、他の事業へも注目していきたいですね。

次の投稿で事業に触れる予定ですが時間がないので、また来週。