『1997 観音C1500 再生プロジェクト』

1997 Chevrolet Ｃ1500
他社にて約2年直らなったエンストの
修理から始めよう。
これまで数年直らなったクルマ、
どこもお手上げだったクルマ、
再生不能とされた車・・😿。
はっきり言おう
「直らない直せないものなどない」
これは、この後、この車のFRPボンネットの
再生をお願いする　FRPの神であり
恩師である川上哲治さんから
自分が高校生の時に言われた言葉で
自分がこの世界に入るきっかけにも
なった大切な言葉でもある。

さてまずはエンスト修理から
始めるわけだけど・・
構造を理解しないで
そこら中、交換しているから
複数の原因がある可能性や
交換作業や部品不良品などに
不具合がある可能性もある。

まずは診断機で
現在の不具合の状況、クルマの声を
聞いてみよう。このタイプは診断機と
車側のコンピューターを通信させて
不具合のコードを読みとれる。
すなわちダイレクトに車の声が聞ける。

診断機につなぐ前の想定として
点火していない症状を確認済み
このパターンだと
点火コイルかクランクセンサーなど
不具合が考えられる。

燃料、燃圧はあるが
保持は出来ていないので
燃料もおかしい可能性は否定できないが
始めの燃圧はある事と
点火が全くしていない事から
まずは点火の可能性を優先して
攻めていこう。

予想どおり
診断機から
クランクセンサーの異常が確認された。

入庫時、他社で
交換したけど・・直らなったリストの中に
クランクセンサーの記載があった。

クランクセンサーを見てみると
交換されたクランクセンサーは
社外品である可能性が高い

センサー類は
純正があるなら純正品を使用するのが
好ましい。
とくにこのクランクセンサーは
精度が高くないと
いけない部品でもある。
純正品を手配して交換して次に進もう。

本日は
エンスト修理以外の事。事故修理にあたり
保険会社のアジャスターの立ち合い調査や
FRPボンネットの再生の相談（恩師・バリーフー・
川上さん）「直ります？」一言「大丈夫」で
終わりが完了！

入庫して1日！ウチはこんな感じのペース！と
いうか・・・
作業状況などトラブルも含めて
全て正直に💦誠実になるようにしている。

以前に見る見るウチに車が直っていく！
なんて言われた事があったよ！

もちろん順番に直しているから
毎日同じ車を作業出来るわけではないけど・・
やはり
早いに越した事はないからね！

誠実に的確に気持ちをもって対応したい！

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