名車再生・1969 Ford Mustang Boss 302・大好きなアメ車に感謝を込めて | THREE ARROW INC. Restore&Custom

名車再生・1969 Ford Mustang Boss 302・大好きなアメ車に感謝を込めて

名車再生・1969 Ford Mustang Boss 302

 

 

1969年

 

フォード伝説のチューンドメーカーであるシェルビーアメリカン社が

 

最後の勝利を飾ったのがシェルビーチューンのボス302だ

 

 

そんな名車の修理を依頼されるなんて

 

とても光栄な事であるし誰にでも頼まれる事でもない。

 

頼まれる事もなければ簡単に請け負う事も出来ない特別な事になる。

 

この年代のアメリカ車は

 

開発、製造工程において

 

頑丈で強力なパワー、修理して長く使えるように

 

設計されているのが大きな特徴で構造を理解して

 

直す技術があれば直せる。

 

どちらかというと

 

製造出荷時の純正、オリジナルから

 

不適切な改造や修理による欠陥、トラブルを抱えている

 

車の方が多い。

 

このマスタングもそんな一台だった。

 

エンジン不調のトラブルではオーバーヒートやエンストなど

 

 

エンストやアイドル不調では

 

近年、部品品質の低下が多く報告される

 

MSD点火システムやホーリーキャブレターの不良が原因だった。

 

 

 

経年劣化に加え街乗りのセッティングには

適さないホーリー850 Wポンプキャブ(レース用)から

 

扱いやすいエーデル600キャブレター・エレキチョーク(ストリート用)へ

変更。

 

キャブレターの楽しさと電気式チョークを加え

 

始動性など扱いやすさが人気のお勧めのキャブレターだ。

 

 

 

ここで一工夫

 

ヴィンテージエアー・エアコンを搭載することから

 

エアコン使用時のアイドルアップさせる

 

コントロールバルブを入れて組み上げた。

 

 

 

またキャブレター式の古い車にありがちな

 

「アクセルワイヤーが硬い(固い)😿」といったお決まりのトラブル・・。

 

調整してもらったけど・・全然直らない😿

 

これ以上は無理、古いからしょうがないなどなど・・・。

 

いやいや全然しょうがなくないんだど・・・

 

そんな発言をする貴方様こそ「どうしょうもない」んだけど。

 

ワイヤーの交換や修理、調整に加えて

 

バネレートの変更などを行い

 

こんなにアクセルって軽かったんだ~~~😸

 

まあそんな収まりに!

 

リターンスプリングには

 

様々なバネレートがある。

 

スプリングのバネレートが強ければ

 

アクセルを戻す力が強いわけだから当然アクセルは

 

硬く(固く)なる。

 

 

エンジン不調のもう一つの原因として

 

ラジエターの不良が確認されいる。

 

チューニングモデルであるBOSS302エンジンは

 

熱をもちやすい性質がある事に加え

 

エアコンの取付やラジエターの経年劣化など

 

問題を抱えていた。

 

 

 

 

オリジナルのファンカップリング式・機械式から

 

大型のアルミラジエター&電動ファン式へ変更して

 

エンジンクーリング性能を高める事に成功。

 

真夏の渋滞でのエアコン使用でも大丈夫!という

 

スリーアローのエンジンクーリングにおける

 

ノウハウは多くのアメ車ファンより喜びと評価を頂いている。

 

 

 

車種用のコールドケース社ラジエターに

 

サミット社のリザーブタンクを加工して取付

 

 

 

取り付けのマウントは

 

ワンオフにて製作。

 

車種用のアルミラジエターと言っても

 

純正のマウントは使えないので

 

適切、的確、丁寧に取付するとなると

 

このようにマウントを作るしか方法はない。

 

逆に簡単についた・・💦つけてもらったというのであれば

 

取り付け、固定方法を確認したほうが賢明だ。

 

全然固定されてないんですけど~~😿・・。はザラにある。

 

 

 

電動ファンコントールは

ランマックス社のファンコントローラーを使用

 

エアコン使用時や水温上昇時に全て自動で

コントロールさせる。

 

 

 

 

エンジンが良くなると

やはり拘りたい

より良くしたくなる。

 

その中でも改造の基本と言えば

 

やはり「マフラー」だろう。

 

こちらも

 

オリジナルから不適切に改造され

 

各部に干渉や排気漏れの欠陥を抱えていた。

 

このまま使用出来ない状態ではないが・・

 

大切な車がストレスを抱えているというのは

 

可哀想!嫌だ!キッチリ作り直してほしいと

 

いうリクエストにお応えした。

 

 

実際の加工中の写真↓

 

 

 

アメリカのマフラーのトップブランドである

 

フローマスターと

 

メイド・イン・USA 最高級ヘッダー

 

アンダーソンヘッダーを使用した

 

スリーアローのワンオフ・マフラーを製作。

 

 

 

エンジンは絶好調!

 

こうなると・・逆に問題も出てくる。

 

走れるけど曲がらない・・止まらない😿。

 

 

ここまで来たら

 

ブレーキのフル整備・もはや製作💦と

 

アップグレード

 

フルカスタムで行く事に

 

こちらもUSAブレーキの最高峰

 

ウィルウッド社の4輪ディスク、パワーブレーキマスターに

 

ブレーキ配管など全て製作

 

現代のスポーツカー並みの制動力を手に入れた

 

シェルビーの時代には

 

4輪ディスクのキットは存在していないから

 

50年の時を経て

 

更なる進化を遂げた

 

それも自分たちの手によって

 

これだから本物のカスタムというのはやめられない。

 

 

オリジナルのブレーキシリンダーやバック

 

フルード漏れやつまりの不具合が確認された。

 

 

 

ウィルウッド社の4輪ディスク&

パワーブレーキKITに加え

配管製作や各部加工など

 

強力な性能を最大に引き上げる熟練の業

 

 

 

 

 

大きなブレーキには

オリジナルの15インチホイールは

干渉する為

 

同デザイン・マグナム500が現代風にリメイクされた

 

レストモッドホイール(アメリカンレーシング社)17インチへ変更

 

 

 

ブレーキ同様に

 

サスペンションもこの強力なパワーを

受け止める必要があった。

 

ボールジョイントやブッシュなど

 

曲がるに必要な消耗品を一掃!

 

構成部品はレストア、塗装され

 

新車同様なサスペンション性能を手に入れた。

 

 

 

 

 

 

強力なエンジンのパワーを

動力に伝えるトランスミッション

 

こちらも

良い状態とは言えず

 

クラッチ交換を含むオーバーホールを実施

 

 

スターターの入りも悪く

スターターの交換

 

主原因は配線!

 

スターターの配線の製作を行った。

 

 

 

同様にオルタネーターの配線の整備も忘れずに

 

大きな電気を流す為には

 

その電気の道である配線を強化しないと

 

意味をなさない。

 

現車はエアコン使用、電動ファン使用に

 

備えて強化オルタネーターに変更を行い

 

配線も強化した。

 

配線までやる店は少なく

 

この見落としによる

 

車両火災など大きな事故も報告されているので

 

気をつけたい。

 

 

最後に追加注文をしてもらったのが

ヘッドライトのLED施工

昔の雰囲気は壊したくない!

昔のシールドビームデザインで最先端のLEDライトに

出来ないか?

 

「できるよ」(笑)。

 

そういう要望の人は多いからアメリカでは

その要望通りの品物が売っている。

 

ブランドは名門ホーリー社のレトロLEDヘッドライトだ!

 

 

 

そして

何より大切なのは

車両への気遣いと考えている。

 

全てガレージ保管は

作業上約束出来ないが

 

施工中の養生、カバーなど

 

作業にも作業以外にも気を遣う。

 

大切な車であるから

 

そんな気持ちは誰にも負けない。

 

 

加工作業中など

 

専用のボディーカバーが用意される。

 

スリーアローのVIP待遇施工!

 

 

 

最後にこの素晴らしい

1969年型 マスタング BOSSと

 

依頼してくれたオーナーに最高の感謝と

御礼を申し上げたい。

 

自分はこの仕事、アメ車カスタムや修理、レストアの

最高峰とか第一人者とか

評価されているが

それはアメ車とアメ車を愛する人たちによって

支えられていないと出来ない事だから

 

この仕事を継続させてもらえる事だけでも

本当にありがたいことなんだ。

 

自分はこの仕事しかやりたくないし

できないから

 

そんな感謝を込めて日々技術を高めているのと

やはり大好きなアメ車が元気になってほしい!

 

そんな日々を過ごさせてもらっている感謝しかないんだ。

 

心より感謝を込めて

 

ありがとう!

 

 

 

大切なアメ車の再生はこの道の
第一人者であるスリーアローにお任せください。
私が責任をもって努めさせて頂きます」

 

 

 

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スリーアローからのお知らせ

 

1959 Chevrolet Apache・

Three arrow project car 「ROYSTON」がついに完成!

 

欲しい方がいましたら販売しますので相談ください。

 

 

 

 

 

製作期間6年!スリーアローの最新作展示スケジュール

 

無事に全て終えました。応援ありがとうございました。

 

 

 

 

2022.10.23 スーパーアメリカンフェスティバル・イベント終了しました。

http://amefes-since1992.net/

メディア

 

 

アメフェス応援ありがとうございました。

主催者からグットテイストアワードと

カスタムCARマガジンからカスタムCARアワードを

受賞しました。

 

 

 

2022.11.6 トラックマスターズファイナル 

http://www.bluepanic.jp/truck-masters/final-entry.html

 

大きなアメ車トラックのカテゴリー!

BEST OF FULL SIZE アワードに選出されました。

応援ありがとうございました。

 

 

 

トラマスガールのAIちゃんも

この日のイチオシ!と

AIちゃんアワードも頂きました!

 

 

 

2022.12.4 「Hot Rod Custom Show」

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ベスト・アメリカンカーアワードに選出されました。

 

 

 

 

 

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スリーアローがTVに登場!!!

2020/8/25・BS朝日放送・夜10時より放送・

「昭和のクルマといつまでも」・「アメ車カスタム工場編」に

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アメ車やカスタムカー・レストアの魅力について

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