1959年型 アパッチ・パネルバン オールペン30 | THREE ARROW INC. Restore&Custom

1959年型 アパッチ・パネルバン オールペン30

1959 GM Apache Panel  Restore

 

先週Rrキャビンの色入れを終え乾燥へ
「外出して見るか!」おお~いいんじゃない~(笑)。

 

 

1959 そもそものアパッチの経緯。
同業者からこの車の買取話が入った時に
書類(1ナンバーNOX適合)、一応エンジンはかかる。
ボディーは良く無いという話だった。
裕介が探していた車だった。何とか無理をして
手が届く金額だった。それでも新車の軽自動車よりは
高い(笑)。外装はボロボロで、鉄の粗大ゴミの塊のような
車だった「土もぐら」と呼ばれていた。
当初
予算を考えると程度はしょうがない。
どうしてもほしい車だったからボディーは諦めて
機関だけ手を入れて乗るって方向だった。
ボディーに関してはどこの業者も無理、直せない、
交換を要するという見解だった。
購入からコツコツ、お金を貯めた、
BOSS、兄貴、本当に直らないなのかなぁ・・。
そんなに深刻なの?
そう聞かれた。正直、鬼のような厚さのパテと
その下の錆だかけ穴だらけの状態を見て
確かに、こりゃ~交換したほうが早い、交換でないと
無理という皆さんの意見は正しいと感じた。
あくまで一般的な話としてね。
「直るよ!直せないもんなんてないよ!心配すんな。
俺が直してやるから!単純に直せないんじゃない。
直す技術と根性がないから直せないの間違いだよ。
ホレみろ直せたじゃんか!」

 

 

さて大きいパネルの箸休めに小物へ取り掛かる。

 

ヒンジや小物は総剥離の方向で仕上げる。
セコセコ研磨して一週間。
磨けば錆、磨けば錆の繰り返し。
ある程度の量になってきたから
酢酸エチル(黒錆転換剤)を吹き付け。
Rrナンバーのブラッケッドの部品形状が何とも
言えない形で気に言ってる。
欠品部品は製作した。

 

 

 

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