最近特に楽器を買っていないので、
ずっと前から持ってるギターを
一本紹介させていただこうかと思います。





こちらです。
こんなギター持ってたんです。






このギターは、
いつからうちにあるのか、
正直よく分かりません。

高校卒業する頃かな?
多分ギターに飽きた誰かが
うちに置いてったんだと思います。
自分買ってないし。





そんなやつですが、
これ、
何気にいいギターなんですよ。
じゃーん。
Orvilleです。

80〜90年代に生産されていた、
言わば「Gibsonジャパン」ですね。
今で言うEpiphoneの
上位クラスみたいなギター
だと思います。



初期のものは、
Orvilleロゴの下に
「by Gibson」と有ったらしいですが、
うちのには無いので、
おそらく後期モデルなんでしょう。
ヘッド裏にはシリアルナンバー。
いつ頃の物なんでしょうね。

ペグとかもしっかりしてるし、
ネックのグリップもしっくり来ます。
さすがきちんとしてます。








こんな
なかなかいいギターですが、
こいつは1点、
ひどいジャンク箇所があります。

それがこちら。
トップの塗装が…

ニスかなんかで雑に塗られています(苦笑)
サイドを見れば一目瞭然。
雑に塗った塗料が垂れています。

いくらなんでも
もう少し綺麗になろうよ(笑)





これ、
多分ですが、
こんな感じで
塗装が剥げちゃったんだと思います
(これはネットで拾った画像ですが)

自分も経験ありますが、
一時期のOrvilleのフィルムトップって、
加工精度が甘くて、
パキパキ剥がれちゃうんですよね…



たぶん、
前のオーナーくん、
生木じゃまずかろうと、
ニスかなんか塗ったんだと思います。
(しかし誰置いてったんだろう)

Topは3ピースです。
継ぎ目は左右対称なワケもなく
ズレてますが、
なかなか目の詰まった
しっかりしたメイプルに見えます。





個人的に
プレーントップって大好きですし、

雑な塗装も、
この状態で15年以上弾いているので、
ある意味、「いい古くささ」になって、

この見た目も
まぁアリなんじゃないかなー、と、
個人的には思っています(^ ^)
ピックアップはこんなのです。

お約束のように
エスカッションは割れちゃってますが、

音は、ハッキリ言って、
いい音です。

ギターに関してはほぼ素人なので
細かい音のインプレとか
全然出来ないのですが、
とにかく使いやすくて
バランスのいい、
「良い音」がします。

シンプルに気持ちいいんです。

素人がどこのアンプに繋いでも
ちゃんといい音で鳴ってくれます。
トグルスイッチは折れちゃったまんまです。
交換してあげなきゃ…

フロントでもリアでも
バランスのいい鳴り方してくれます。
指板やフレットも丁寧。
どこにも引っかかりなど有りません。
そして頑丈。
これ本当大切。

こんな雑なコンディションで、
15年以上使ってますが、
ネックはビシッと真っ直ぐ。
狂ったことなんてありません。

ほんといいギターなんだ。

バックももうだいぶベコベコですが
まぁTopに比べたらマシかな(笑)

パネルの欠品なども有りません。
ネックジョイントも
ピシッと丈夫。
素晴らしいです。









弾きやすくて、
音も良くて、
しかも
こんな状態だから売るにも売れず(笑)、

いろんなギター取っ替え引っ替えしても
手元に残し続けてるギターです。








しかし
も少しメンテしてあげないと
可哀想ですね(笑)