こんにちは。
今日は、
ちょっと懐かしいベースを。
Bacchusの、
BJB-98というベースです。
BJB-98というのは、
GLAYのJIROモデルです。
僕世代には大変思い出深い(アラサー)。
90年代の終わり頃に
販売されていた楽器で、
当時の定価は98,000円でした。
結構売れた楽器で、
僕の周りも何人か使っていました。
で、その世代が大人になって、
みんな一斉に
弾かなくなってしまったんでしょうね、
一時期中古で結構見かけました。
これも中古でした。
7年くらい前に、
3,000円くらいで買いました。
田舎のハードオフで、
買い取ったまんま
レジ横に放置してありました。
多分、安い楽器と
勘違いされたんでしょうね。
あれ?
おかしいですね。
GLAYのJIROモデルと言えば、
特徴的なブルーのはずですが。
↑↑
そうです。
買った時はこうでした。
キレイな楽器ですよね。
いや、
もちろん、
このまんまでも綺麗だったんですが、
なんか…
「アーティストモデル」
ってのが、小っ恥ずかしく。。
GLAYは好きなんですけどね。
あと、
このベースものすごい流行ったんです。
それこそ、あの頃、
他のメーカーもこぞって
「青色、白PG、メイプル指板」
のジャズベを
わんさか作ってました。
なので、
このまんま使うのは、
やはり恥ずかしいので、、、
塗装を剥がしてしまいました。
ラッカー塗装なので、
サンディングは割に楽でした。
紙やすりだけで、ほぼ1日で出来ました(^ ^)
ポリ塗装じゃこうはいかないですよね。
ちなみにこれ、
アパートで
12月に、
玄関の前でサンディングしたので、
隣の方に「何してるんですか?」と
聞かれました。
(すごい不審だったろうな…)
お隣さん、
小さいお子さんもいたのに。。
Hさん、その節は、
粉まみれにしてすみませんでした。
ということで、
こんな風になりました。
うんうん、
よいよい!
塗装剥がしたら、木目も割に綺麗で、
なかなか渋い楽器になりました。
ちなみに、
下地までは剥がさなかった
(剥がしきれなかった)ので、
生木な訳ではありません。
なので、
サンディングした後に、
特にオーバーコートとかはしていません。
ただ、
裏は手抜きです(笑)
サンディングって、
すごいくたびれるじゃないですか。
途中で飽きちゃったんですね。
まぁ
見た目のためだけに作業したし、
弾いてたら表しか見えないし、
これでいいやと。
(人間性が知れますね)
このベース、
アーティストモデルですが、
結構、シッカリした楽器です。
ブリッジもGOTOH製の
ガッチリしたのがついてますし、
コントロールは、
トーンを引っ張ると、
シリーズ⇔パラレルが切り替わる(たぶん)、
Snoicのターボブレンダーみたいな
回路になっています。
音が太くなるから使いやすいです。
あと、プッシュした状態だと、
フロントvol.しか効かなくなり、
マスターのみの1vol.みたいになるので、
2ボリュームが苦手な自分には
扱いやすくていいです。
ヘッドもきれい。
オリジナルシェイプになってますが、
フェンダー系の形を
破綻させていないので、
個人的には結構好きです。
ペグも
メーカーは解りませんが、
変なものではなく、
きちんとしてます。
かっこいいです。
ネックもヘッドも継いでないし、
なかなか贅沢な作り。
ちなみに最初、ヘッド裏には
JIROのサインの
ステッカーが貼って有りましたが、
剥がれてしまいました。
指板やネックも、
多分いい材使ってるんでしょうか、
木目きれいです。
このベース、
使ってるうちに、なんか段々、
少ーしずつですが、
ネックや指板に、
ユラユラした杢目が浮いてきた気がします。
最初はこんなに無かったの
思うのですが…
徐々にそういうことって、
有り得るんでしょうか?
それから、
初期のBacchusは、
電装系がどうにもショボくて
使えないというのを聞きますが
(実際自分も実感したことがありますが)、
このベースのPUは、
びっくりするような音はしませんが、
良くまとまった音がします。
変に出っ張っていないです。
このまんまで長いこと使ってますが、
必要十分です。
本体の作りがしっかりしてるから、
いい音が鳴るのかもしれません。
と、
全体的になかなか良く出来ていて、
十分戦力になる楽器なのですが、
一個だけ、
イチャモン的なことを言っちゃうと…
ヘッド。
メーカー名の下に
「BEGINING〜…」とありますが、
これ…
「BEGINNING」ですよね?
(Nが2つ)
ちなみに、
ジョイントプレートではちゃんと
「BEGINNING」となってます。
個人的にこういうの、
大好きです。
ベーシストとして、
「一本いいジャズベ持ってる」
って、いいですね。
5年後、10年後が
楽しみな楽器です。