さてさて
懸案でありました、
OrvilleのLesPaul STANDARD 2号の
指板というか
ポジションマークのリペアですが…
 
 
{15F14F5B-3FB0-4F0A-A565-9530268277A1}
 
約100時間で、やっと、
この位まで、
タイトボンドが固まりました!





実は、
ここまで結構待ちました。



パッケージには
乾燥まで12時間とありますが、
あれは、モノとモノをくっ付ける時は、
その位と言うことなんですね。

次の日くらいには固まってるだろうと
思って準備していたのですが、
24時間たっても白い、
48時間過ぎてもまだ白い…と。

計画はだいぶ押しましたが、
こんなに厚くべったり出したら、
とても12時間じゃ効かないと
言うことがわかりました。

これもひとつ勉強です。

 

{41E72343-133A-4FFC-922E-EC1DCCEAEC45}

 

 
指で触ると、
んーー
 
よくわかりませんが、
まぁ硬いんではないでしょうか。
普通のボンドよりは
ずっと硬いです。

 
 
よーし
かくなるうえは
 
 
 
と、言うわけで
マステを剥がし、
充填したタイトボンドを、
紙やすりで指板とツライチまで
削ってみましょう。
 
 
 
 
 
 
で…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
作業中の写真は、ありません。
 

 
いや、
紙ヤスリかけながら
写真なんて、とても
撮れたもんじゃ無いですよね。
 
まぁでも
作業としては、
 
60番で大まかに荒削り
(フレットや指板を削らないよう慎重に)
→120番→240番で整え…
最後にレモンオイル塗布
 
と、そんな感じです。
取り立てて、
写真載せるほどの事は
していません。
 
 
 
 
で、

 

{49EEEB1E-A4FF-4E80-B7AF-B85B6FA9E9A1}

 

 

一応、こんな感じになりました。

 

 
 
 
 
成功??
 
 
 
 
んー、
とりあえず、
弾くのに不満は無くなりました。
それなりに頑張って
サンディングしたので、
1番の問題だった
チョーキングとかに関しては、
支障なくなりました。

指板が平らなことって
素晴らしいですね。
当たり前なんですが。
 
ただ、
この方法、
オススメできるかと言えば、

んー
 
あんまり出来ないかもしれません(笑)
 
 
 
 
 
きちんと埋まったし、
弾けるようにはなりましたが、
やはりボンドは
木材ではないので、
感触に違和感が有るかもしれません。
それに、この先
耐久性とかはわかりません。
これから時間が経てば、
痩せて縮んでしまわないか…
剥がれたりはしないか…
もう少し様子を見なくては
ダメかと思います。
 
 
※後日談(3ヶ月後追記)
その後、数カ月しても、
ボンドは剥がれたりはせず、
痩せもそこまで無くて、
弾き心地は大きくは
変わっていません。
「まぁ今のとこ普通に使えてるよ」
といったところです。
 
 
 
 
 
 
 
なので、
きちんと大事にしてる楽器なら、
楽器屋さんにちゃんと
リペアに出した方がいいですよ。
 
↑身も蓋もない
 
 
 
{B3531EC0-F373-4E59-B189-678B9F52EE6C}
 
とにかく
弾くぶんには問題なくなりました。
よかったよかった。
 
 
 
あとは…
 
{D92D8A67-DA67-49E8-852C-CEA91FDBD30B}


このハゲハゲ、

みっともない木目フィルムを

全部剥がして、

オイルフィニッシュでもしたいです。
(アッセン外すの面倒くさい…)
 
 
 
 
 
ひとまず、
オービルのレスポールは、
以上です。