9月27(日)~28日(月)の1泊2日で、いのけんさんと雲取山に登ってきました。
奥多摩駅で待ち合わせし、バスで鴨沢へ(鴨沢は山梨県に入ったところです。)。
そこから登山開始(10:15)。
しばらく舗装路を登ったあと、山道へ入りました。
勾配が急になったり緩やかになったりしながらも、ひたすら登ります。
途中道を間違えて遠回りしてしまい、20分以上ロスしました。
このため、昼食場所として考えていた、雲取山への途中にある七ツ石山に到着したのは、13:40。
ようやく、遅めの昼食休憩となりました。
眺望がいい山らしいですが、残念ながら雲で何も見えません。
14:20に七ツ石山を出発。
快適な石尾根を歩きます。
ここも、展望がいいと聞いていましたが、ガスがどんどん濃くなり、30m先は霧の中。
ある意味、とても幻想的な風景です。
最後に、急坂を登って雲取山に到着(15:50)。
出発から、5時間35分でした。
頂上は、写真のとおり何も見えません。
でも、前から登りたかった山ですし、とても満足。
ここは、東京都の最高地点(2017m)になります。
頂上でしばらく写真を撮ったりしてから、この日宿泊する雲取山荘へ。
頂上から20分ほど急坂を下ったところにありました。
到着は、16:40。
200人が泊まれる山小屋ですが、この日の宿泊者は30人前後だったので、いのけんさんと二人で個室が使えました。
到着して、まずは部屋で缶ビールで乾杯。
それに、担いできた日本酒も。
6時からの夕食時にも缶ビールをいただきました。
1缶500円と下界よりは当然高いけれど、この美味さには代えられない。
部屋には豆炭の炬燵が用意されていて温かく、なかなか居心地のいい山小屋です。
夕食後も、部屋でいのけんさんといろいろ話をしながら、担いできた酒を飲んでいましたが、9時と聞いていた消灯時間より早く、8時半に電気が消えたので、9時ごろには寝てしまいました。
夜、雨が降り出したので、翌日の天気が心配で、途中何度も目が覚めました。
朝4時ごろ起きだし、出発の準備を始めました。
幸い、雨は止んでいました。
5時半からの朝食を済ませ、6時半に雲取山荘を出発。
朝一番から、雲取山への登り返しはきつかった。
今朝も、雲取山は雲の中。
ガスで全く視界がききません。
しかも、風も強くなってきました。
当初は、七ツ石山から鷹ノ巣山方面へ歩く予定でしたが、ガスが全く晴れず、前の日以上に視界がきかないので、安全策を採って、昨日登ってきた鴨沢へ下ることにしました。
しかし、鴨沢発10:32のバスを逃すと、3時間はバスが来ないので、大変なことになります。
後半はかなりの速足で下りました。
そのせいで、山荘からの所要時間は、4時間弱でした。
なんとかバスに間に合い、奥多摩駅へ。
鷹ノ巣山方面に歩くつもりで、雲取山荘で昼食のお弁当を頼んでいましたが、食べる機会がなく駅に着いてしまったので、駅付近の河原へ出て、昼食にしました。
川音を聴きながら、お弁当を食べ、昨日同様、お湯を沸かし、カップヌードル、コーヒーをおいしくいただきました。
もちろん、駅前の酒店で買った缶ビールも。
昼食を済ませた後は、河辺駅へ移動し、駅前の梅の湯で入浴後、アフター。
天候がすぐれなかったので、展望は得られませんでしたが、念願の雲取山のピークを踏むことができたし、いのけんさんと二人でいろいろ話をしながらの楽しい山行でした。
今回歩いたコースは高度差は1500mあり、想像以上に登りがいのありました。雲取山は、懐の深い、いい山です。
日を改めて、また登りに来ようといのけんさんと話をしました。
その時は、今回断念した鷹ノ巣山方面にも足を伸ばそうと思います。
次回こそは、いい眺めを得たいものです。
歩行距離(概数)
初 日:16キロ(道に迷った分多めに歩きました。)
2日目:14キロ