走る人本日の千葉マリンハーフを走ってきました。

 タイムは97分台。

 今回も自己ベストを達成しました。

 (12月の小川和紙ハーフマラソンで出した自己ベストをちょうど2分短縮しました。)


 気温が低くて寒かったけれど、薄日が差す時間もあり、体が動かないほどではありませんでした。

 

 昨シーズンまでのハーフレースの自己ベストは、1時間45分台でした。

 しかし、今シーズンに入り、地力が多少ついたようで、レースごとに順調にタイムを短縮することができていました。

 その勢いで、12月には、未公認コースながら小川和紙ハーフでとうとう1時間39分台と100分切りを達成しました。


 千葉マリンハーフは公認レースなので、公認記録としての100分切りを達成したいと考え、今シーズンのハーフレースの本命に据えていました。

 しかし、1月に入り、それまでの走り込みの疲労がたまっていたのか、両足の違和感が出てきてしまいました。

 それでも、先週の谷川真理ハーフは調整レースで、足を気にしながら走った割にはそこそこ走れたので、内心、今回の記録への期待は捨てていませんでした。

  ところが、今週はいろいろあって平日に1回走っただけ。

 昨日も体が重く、今日は走っていないと、結果がどうなるか分からない状況でした。


それでも、今までも前日体が重いときは、レースでいい結果が出ることが多かったし、今週あまり走れなかったのもいい休養になったはずと自分に言い聞かせ、レースに臨みました。


 (以下、レースの詳細)

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 (~5キロ 22分56秒)

 陸連公認レースだからだろう、陸連登録組は一般ランナーより5分前にスタートとなる。

 陸連登録組の後方に並びスタートしたが、スタートロスは思いのほか少なく、約10秒だった。

 

 さすがに陸連登録組だ。

 周囲のペースが速い。

 あっという間に多くの人に置いていかれ、陸連登録組のかなり後ろになった。

 それでも、周囲のペースに引っ張られ、今までのレースと比べても、最初から突込み気味でスタートした。

 ただ、昨日のような体の重さはなく、今日は走る前から体調は悪くないと思えたので、スタート前から、自己ベストを狙っていつもより最初から速めに入るつもりだった。

 ということで、突込み気味のスタートは、これはこれで予定どおり。

 最初の1キロはスタートロスを含め4分30秒(ネットなら4分20秒)。

 さすがに1キロ目は少し速かったので、若干ペースを落としたが、それでも、その後もキロ4分30秒台のラップで刻んだ。

 

 陸連登録組の後方に置いていかれ、5分遅れでスタートした一般組のトップが4キロあたりで追い抜いていった。

 その後も、次々に一般組の速いランナーが抜いていく。

 抜かれ続けるのは気分的には楽しくないが、自分もペースを落とすわけにいかないと頑張る力となった。

 

 5キロのラップは22分56秒だった。

 22分台で5キロを走ったのは、初めて。

 自分としては、いい感じで走れている。

 

 (~10キロ 22分57秒)

 5キロを過ぎても、キロ4分30秒台のペースで淡々と走った。

 風をあまり感じなくて済むのはラッキー。

 今日は、かなりいいコンディションだと思う。

 「今日自己べストが出せないようでは、今後記録を伸ばすのは無理だろう」と考えながら走った。

 

 8キロ手前では、一般女子のトップに抜かれた。

 女子の市民ランナーでも、トップクラスはさすがに速い。

 

 8キロあたりにエイドがあった。

 のどは渇いていないが、唇が少し乾いてきたので、脱水症状防止のため、水を口にした。

 

 10キロのスプリットは45分53秒だった。

 レース前、10キロポイントの目標としていたタイムは、47分。

 これは、仙台国際ハーフの10キロ地点の関門閉鎖時間である。

 これを1分以上速く通過できた。

 これなら、仙台国際ハーフに出ても、途中の関門に引っかからず完走できるかもしれない。


 この5キロもラップは22分台をキープできた。

 まだ、キロごとのラップも4分30秒台を維持できている。


 (~15キロ 23分03秒)

 10キロを過ぎて、やや足が重く感じられるようになってきた。

 やはり、ここまで、自分にしては少し速いペースだったのかもしれない。

 粘ってはいるが、少しずつキロ4分30秒台の維持がきつくなってきた。

 しかし、気持ちが切れると、どんどんペースが落ちてしまう。

 なんとか、ぎりぎり4分40秒を超えないように頑張った。

 13キロ地点を過ぎて、稲毛海浜公園内の道路をくねくねと曲がりながら3キロほど走る。

 それまでは、広くて比較的まっすぐな道を走ってきたので、気分的には変化が出てよかった。

 

 (~20キロ 23分24秒)

 さすがに、15キロ以降は、ペースが落ちてきて、4分40秒を数秒超えるようになり始めた。

 公園内の道路を走り終わって、また広い通りに出てきたら、風が向かい風になった。

 強風というほどではないので負担は重くないが、少しバテが出てきていたので、楽ではない。

 それでも、何とか粘っていたら、18キロあたりの陸橋の上部に差し掛かったとき、ゴールの千葉マリンスタジアムが目に入った。

 ゴール地点が見えて、少し元気が出た。

 「あと3キロだ。」

 

 最後まで、ひたすら抜かれまくりだったものの、「腐るな、腐るな」と自分に言い聞かせ、抜いていくランナーに少しでもついていこうとした。

 そのおかげで、後半きつくなってからも、大きくペースを落とさず済んだ。

 最後は、私を抜いていった一般組の速いランナーの中でペースが落ちてきた人を少しずつ捉えることができるようになった。

 

 (~ゴール 5分04秒)

 残り1キロを切って、コースは千葉マリンスタジアムへ向かう。

 スタジアムの周囲には応援の人が多い。

 最後の力を振り絞って、スタジアムの周囲を回る。

 

 ゴールはスタジアムのフィールド内に設置してあった。

 人工芝のクッションを感じながら、ラストスパート。

 ゴール地点に設置してある電光掲示板のタイムが1時間37分台なのが見えた。

 「自己ベストだ!!」と思いながら、ゴールに駆け込んだ。

 

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 コンディションに恵まれ、最高の結果を出すことができました。

 後半はきつかったけれど、力を出し尽くしたという満足感のあるゴールとなりました。

 

 5月に開催される仙台国際ハーフの参加資格が今年緩和されましたが、今回それをクリアすることができました。

 まじめに仙台国際ハーフへの出場を考えてみます。


 千葉マリンのコースは比較的平坦ですし、風が吹かなければ、記録の狙えるレースだと思います。


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 ゴール後、レースコースを逆走する形で5キロほどダウンジョグしました。
 ハーフレースのランナーがまだ若干いました。

 交通規制が解除され、歩道を歩き、走りしていました。


 足はかなり張っていますが、変な痛みはないので、怪我につながるようなダメージはないようです。

  ひと安心です。