2022年5月22日 日曜日 手術後十三日目

 

5時20分起床。昨晩は夜中に1度起きて1時間ぐらい本を読んでからまた寝た。頭痛はない。鼻の痛みは少し。今朝の6時で飲料水と尿の計量が終了した。今日も検査や治療のない日曜日。のんびり過ごそうと思う。

 

さて、手術方法について、私の選択は正しかったのだろうか?

 

これまで話してきた通り、この病気の手術方法には「開頭手術」と「経鼻内視鏡手術」があり、そこから私は「経鼻内視鏡手術」を選んだ。

 

手術方法について細かい比較をしたわけではない。それでも、この問い「私の選択は正しかったのだろうか?」に対する結論は、「私が選んだ手術方法は正しかった」である。

 

この言葉には二つの意味を込めている。

 

結論のひとつ目は、「私が経鼻内視鏡手術を選択したのは正解だった」というものだ。また結論の二つ目は、「私が選んだ手術方法ならどちらでも正解だった」というものである。

 

順番に説明する。

 

私は「経鼻内視鏡手術」を選んで順調に治療が進んだ。想像していたものより、苦しさの程度は少なく、期間は短かった。手術の結果については満足している。生活が困難になるような合併症はなく、目の状態は確実に良くなっている。

 

「開頭手術」は受けていないので評価のしようがない。だが、今回の手術と経過以上に望むことはない。つまり私にとってはこの「経鼻内視鏡手術」を選択したことが正解なのである。

 

なお、以前にも述べたことだが、手術方法としてどちらがいいかは「場合による」としかいえないようだ。そのため同じ病気を抱えている方、ご家族の方は医師とよく相談して手術方法を選択するようにお願いします。

 

では、二つ目の結論である「私が選んだ手術方法ならどちらでも正解だった」とはどういうことか。

 

次にはその点を説明する。

 

この日曜日の朝食。ベーコン、大根、グリーンピースの旨塩煮。玉子焼き。キャベツとシソを茹でて絡めたもの。麩とネギの味噌汁。食パンと牛乳。

 

 

看護師より、退院時に当面1か月間に使用する薬を出す、との話しがあった。いつもの飲み薬に加え、痛み止めと睡眠導入剤をそれぞれ5つ頼んだ。これらはお守りのようなもので、どうしても必要な場合にだけ使う予定だ。

 

コーヒーと持参した駄菓子屋のチョコレート。

 

昼食。豚肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎが入ったカレー。レタスと赤ピーマン、玉ねぎ、キュウリ、ツナが入ったサラダ。そうめんと温かい汁。フルーツポンチ。彩鮮やかな食事である。

 

 

シャワー。髭剃り。洗濯。鼻うがい。頭痛はない。ここまで調子がいいのは初めてだ。

 

コンビニで買ったヨーグルト。チーズ入りかまぼこ。持参した駄菓子屋のスルメ。

 

夕食。サバ焼き。鶏そぼろと春雨、人参、絹さや、えのき茸の旨塩煮。人参と白菜、青菜のさっぱり煮。白米。デザートにメロン。

 

 

くしゃみを我慢するのが難しい。主治医から、頭の傷口が開く可能性があるため我慢するように、との指導を受けている。出そうになったら息を止めて我慢するのだが、かなりの頻度で失敗し普通に出てしまう。それでも出す勢いは抑えるようにしているが。

 

鼻うがいをして22時半ごろ就寝。