フランス映画祭セレクション コメディ特集 | 市川名画座 娯楽的映画生活

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新旧、邦画、洋画にとらわれず、映画に都度感じたことを書いています。


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フランスのコメディ映画は笑いのツボが日本人とは違うので公開されない作品も多いことを以前お話ししました。

また毎年フランス映画祭が開催されますが公開されるのは半数にも満たない状況です。

「ハートブレイカー」と「屋根裏部屋のマリアたち」は共に2010年の作品ですが一般公開されました。

「ハートブレイカー」はロマン・デュリスとバネッサ・パラディ共演のお洒落なラブコメディで本国で大ヒットしました。

「屋根裏部屋のマリアたち」は大学教授とメイドの大人の恋を描いたコメディで本国でヒットした上に作品的にも高く評価されています。

監督のフィリップ・ノゲイはフランスではヒットメーカーとして活躍していますが日本で劇場公開されたのはこの一作だけとなります。

そんなフィリップ・ノゲイが2006年のフランス映画祭で来日し上映されたのがブノワ・ポールヴォルド主演の「一夜のうちに」でした。

一夜のうちに運命が逆転する男を描いたコメディで稀にみる秀作でしたが残念ながら公開されることもなく、DVD化もされませんでした。

ブノワ・ポールヴォルドはフランスを代表するコメディアンで本国では絶大な人気があります。

「一夜のうちに」wowowで放映してですね。