パシフィックネーションズが始まりました。とっても楽しみな大会ですが、平日の昼間に試合が集中しているので、この試合も録画のタイムシフト観戦です。
サモアは強力ＦＷのチームと評判です。日本で開催されているＵ２０は９点差の敗戦だったので、なんとしてもここは雪辱してもらいたいものです。
前半は陣地をとり、積極的に攻め込む日本のペース。特にスタンドオフのウェブとインサイドセンターのニコラスは相変わらず息がピッタリで、ウェブがあげたハイパントをニコラスがキャッチしてチャンスにつなげていきます。
ゴール前に持ち込んでも、最後のサモアの防御の前に得点はＰＧの３点のみでした・・サモアは数少ないチャンスをゴリゴリで２トライあげました。
後半は田中がうまくさばきはじめ、ボールが更に生き物のように動き出しました。２トライを連続してあげて後半１２分には逆転！平尾ジャパン以来の対サモア勝利が現実味を帯びてきました！
・・・ところが、後半２０分すぎくらいから、何故か基点になっていたニコラスの動きが【明らかに】おかしくなりはじめました
彼のところで抜かれてしまうと、今のディフェンスでは元も子もありません。スタンドオフにアレジが入ると、さらに田中やニコラスとのタイミングもずれてきて、完全にサモアペースでした。
最終的な得点はダブルスコアでしたが、それほど悲観する内容ではなかったと思いました。
しかし、スクラムは山下が畠山になっても全くコントロール出来なかったのが誤算でした。第一列はなんとも本当の勝負がどうなっているか僕には分からないのですが（経験ポジションは４，６，７，８，１２，１３のみ）青木がめくられたりしたスクラムはじまてみました。平島は今のルースヘッドでは一番のプロップだと思うのですが、落とされていましたねぇ
でも北川、マイケルリーチは本当に動きが良かった。それ以外でも５．９．１０．１１．１２は及第点かな。リーチは近い将来日本のエースになるでしょうね。
さてさて、フィジー、トンガには難としてでも勝って欲しいです