映画ククルスドアンの島を見て、作画崩壊を逆手に取った新設定の補修ザク、これはなんかリアルで良かった。

 

もう一つ気になったのがガンダムの盾。

上陸してすぐ索敵中のガンダムの左手には上下逆さまの盾が握られている。

これも作画崩壊を逆手に取った間違い探し的遊び心かと思いきや、案外そうでもないらしい。

安彦監督曰く、オリジンガンダム以降、盾は逆さに持つのが正しい?
との設定でこうなっているらしいのだが…。

 

こうゆうシーンでは確かに逆さまがしっくるくるが。

確かにオリジンガンダム仕様のガンプラも逆さまだ。
今までのガンプラを、盾で実際に防ぐ動作をやってみると、腕を変な角度にしないとなかなかシーンのようにはならないのは分かる。

かといってオリジンガンダムのような逆さ装着盾で覗き窓を上に縦に構えるには、ボクシングのガードのよう拳を上に持ってくる動作になるのだが、それもナンだか違うな〜って感じ。

実はファーストガンダムのテレビ版の作画崩壊は、鼻の下の長いザクで有名なククルスドアンの島以外にも結構ある。

12話(ジオンの脅威)で、グフと交戦中のガンダムの盾も一瞬逆さまのシーンもその一つ。

他の話でも攻撃を受けるガンダムの盾逆さまシーンがあったように思う。

これは盾の正しい構え方設定以前の話で、作中構え直すような筋書きとも思えないし、どちらかというと作画ミスなのではないかと思われる。


それにガンダム自体の作画クオリティーも静止画では崩壊レベルであるし。

まあテレビでリアルタイムで観てる分には気にしない、というか分からないのだが。

 

どうしてもリアルな設定に拘るなら、上下どちらでも構えられるように持ち手が回転したりスライドしたり動くようになってれば問題ないのかもしれない。

シーンにもよるが、ガンプラでポーズをつけるには、やはり盾は逆さまではない方が見栄えはいいように思う。たとえ盾で隠れて見えない腕の角度がおかしかったとしても、別に兵器なのだから、人間らしい動作に拘らず、関節があらぬ方向へ向いて構えていても機能的には問題ないのでは?と合理的に思うのは俺だけ?

こうしてガンダムの盾論争は続いてゆく。

 

 

そんでもって以下は映画ククルスドアンの島に登場するメカ

 

■連邦軍

ガンダム(ドアンに負けるが…)

ガンキャノン(子供の投石に敗退)

ジム(量産陸戦型?)

コアブースター(コアファイター)

ガンペリー(MS運搬)

ホワイトベース(戦艦)

ビッグトレイ(2番艦建造中)

 

■ジオン軍

MS-06GD高機動型ザク(討伐隊機)

今回新設定の機体?

ドムのように高速ホバー移動が可能。

ヒート剣もドムのように長いし。

 

MS-06F量産型ザクII(ドアン用ジャンク改、強い)

偵察機ルツグン(ザクがつかまって輸送可)

ユーコン級潜水艦?(島 基地内)

MS-06Sシャア専用ザク(回想)

 

あとは思い出せん…。