ダムネーション

11月21日(金)に、東京の市ヶ谷で特別上映会に呼んで頂き、patagoniaプレゼンツ《ダムネーション》と映画プロデューサーのトークショーに行ってきました。

50年前のアメリカは、ダムを建設する事で水力発電の供給を理由に無差別に自然を無駄にしてきた。

今の日本も、変わらなく20年前のアメリカと変わらない、と知り胸がつまった。

釣りを仕事にしている身として、自然の流れ、魚の遡上、ヘドロやゴミの滞留は常日頃から痛く感じていた。

しかし、見て見ぬ振りをして来た自分がいた。

このドキュメント映画のメッセージは、そんなひとりひとりに、もう一度日本も「流れ」を取り戻そう。アメリカは、こうして動いているんだ。…そう訴えているメッセージが強く伝わった。

長良川の河口壁や小さな堰堤も、全て自然界からみたら、無駄なものだ。

本来の流れがあり、その周りには力強い樹木の根が張り大地を強く支えている姿を取り戻したい。…強く思った。

上映後のトークショーでも、そんな話で盛り上がった。

プロデューサーに直接質問出来る時間もあり、リアルなアメリカの現状を聞く事が出来た。

《ダムネーション》、都内にて上映中です。

是非観てもらいたい作品です。

僕は、素晴らしいと感じました。