血洗島と渋沢栄一にレンガ | Mrネクストのじっくり読むブログ

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食べ歩きと旅と卓球のことを、写真を交えて、じっくり書きます。
ヤフーから、引っ越してきました。多くの皆様に、じっくり読んでいただけると嬉しいし、喜んでもらえる記事を書きたいと思っています。
卓球の記事については、嘆きと反省になります。

血洗島
横溝正史の小説に出て来そうな名前の場所です。

それとも映画トリックかな?

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これは、渋沢栄一記念館の裏手にある、渋沢栄一の銅像です。
ゆうに5mはあるでしょうか。

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ちなみに正面は、こんな感じです。

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銅像は、なぜ裏手にあるかというと、利根川を望み、その向こうの浅間山や赤城山を見渡すことが出来るから、という理由だそうです。

渋沢栄一が、近代日本経済の父と呼ばれるのは、のちの話で、ここ深谷市に居る時は、高崎城を乗っ取って武器を奪い、横浜を焼け野原にしよう、というとんでもない悪事を考えていた輩でした。

冒頭の血洗島は、渋沢栄一の生誕地です。

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深谷に居た頃の時代は、安政という年号で、江戸時代末期です。
この頃、安中藩では、遠足というマラソンの始まりが行われました。

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渋沢栄一は、日本煉瓦製造株式会社も設立し、深谷市に工場を建設しています。
レンガを作る会社です。

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渋沢の煉瓦会社は、このめがね橋やトンネルに125万個のレンガを供給しています。
200万個を納入し、不良品が多く、125万個分の金額のみを収入としています。
あまり効率的とは言えませんでしたね。

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レンガの元になった粘土は、深谷市の畑の土の下から採っています。
畑を水田に変えようと提案し、そのようにしました。
農家は、喜んで協力したのです。
しかし実際は、ネギ畑です。
今の現状では、そこらじゅう、あたり一面、あの有名な深谷ネギの畑になっています。
どうしちゃったんだろう

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深谷市のごみ処理場ですが、駅をはじめ、市の建物は、レンガ造りの物ばかりです。

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深谷の歩道の多くもレンガで出来ています。

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めがね橋は、碓氷峠の途中にあるのですが、麓を北に入ると、横溝正史の人間の証明で  「キスミー」という言葉から、群馬県の霧積の地名を割り出して事件を解決させた  という霧積温泉があります。

大雨が降ると2・3日閉じ込められてしまう、不便な温泉でしたが、小説のおかげで便利になったと聞いています。

あっちこっち話が飛んじゃいましたが、横溝正史の人間の証明を知っている人には、オチなんですけどね温泉温泉