京都市バスには排ガス規制PJ-以降になっても、「いすゞシャーシ+西工ボディ」の組み合わせの車両が多々存在しています。全国的にはレアな組み合わせですが、京都市バスでは至るところで見ることができます。
今回はいすゞのLV234を取り上げます。本来ならエルガとなる車両達ですが・・・

PJ-LV234N1
2005年度投入分のN尺車です。梅津に7台存在しており、JRバス委託に4台、直営に3台が在籍。
写真はJRバス委託車です。

直営に在籍する車。元々洛バスとして導入された経緯があり、洛バスラッピングが施されていましたが、現在は任を解かれて一般塗装となっています。
塗装し直したらしく、ピカピカです(笑)

洛バスだった頃。

2006年度導入分は九条分所に4台が在籍。5系統などで見ることができますね。

PJ-LV234L1
2006年度に投入されたL尺車で、西賀茂に6台在籍しています。全て行き先表示がフルカラーLED化されており、さらに珍車となってしまってしまいました(笑)

PDG-LV234L2
さらにPDG-代になってもいすゞ+西工の組み合わせが存在します。2007年度に烏丸にワンステで8台導入されました。何故かクーラーがワンステに限ってデンソー製になっている点など、珍要素も満載です。

2008年度も続けてL尺ワンステが8台導入されています。
計16台の陣容で烏丸の主力として、206番、急行101番で京都駅へ出てくる機会も大変多いです。

ちなみにLV234ワンステのJ-BUS車は、2014年度にやっと5台が烏丸に導入されたのに留まっており、少数派です。純正車体より西工車体の方が多いという事例は京都市バスではそこそこあります(笑)。