2年経ったのに復興がなかなか進んでいない現状
被災地の人の苦労や悲しみ・・・そして希望
いろいろと考えさせられる番組です。
瓦礫の現状も調べてみました。
リンクしてみてね。グラフ化してあってわかりやすいです。
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直近の2013年2月28日時点で災害廃棄物の処理はようやく5割超、一方で津波堆積物は2割強でしかない。
この値を基に単純計算をすると(震災直後の混乱期における処理不可能状況を半年とし、現在まで約18か月の処理期間が得られたと仮定する)、このペースでは災害廃棄物の処理が終了するのはあと約1年半足らず、津波堆積物はあと5年強かかることになる。国が直接処理を行う対策地域の設定などもあるが、この数か月で処理スピードの多少の上昇もあり、見積もり期限が少しずつだが短くなっているのは評価に値する。しかし一方で、災害廃棄物は半分近く、津波堆積物は8割近くがまだ未処理である現実も再認識させられる。
この数字はあくまでも単純計算・概算。時間の経過と共にノウハウの蓄積、処理に慣れが生じて処理速度の加速化が期待できる。しかし回収・処理対象の作業難易度が上がり、さらに処理施設の寿命問題も生じるため(ゲームでは無いのでフリーメンテナンスなどあり得ない)、この試算もあながち的外れではないものと考えられる。
最後に現時点での処理状況を一目で把握できるよう、各県ごとの災害廃棄物・津波堆積物の処理済み・未処理トン数と、双方を合わせた総重量に対する処理進捗状況を計算したグラフを作成する。
「震災がれき」の処理進捗・現状がよく把握できるグラフに仕上がっている。現場や後方各面で作業をする関係者の労苦がしのばれると共に、ほぼ2年が経過した現在でもなお、薄色(未処理)の部分が多い実態を見るにつけ、多種多様な悪しき障害・妨害による遅延に対する、表現しがたい想いがこみあげてくる人も少なくあるまい。(情報提供:Garbagenews.com)
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たくさんの人の心と心が一つの大きな光となって地球を包み込んでほしいと思います。