時折読ませていただいているブログがあります。

「My Life After MIT Sloan」

某国立大学の理学部物理学博士卒業後・外資系のコンサルティングファームに就職しその後MIT Sloanに留学したLilacさんの日記です。

MIT Sloanはマサチューセッツ工科大学(MIT)のビジネススクールです。

Lilacのブログの中から、
今の私にかなり響いた内容の記事がありましたので、
引用させていただきながら自分のことを考えてみます。

人生には「選択と集中」が大事な瞬間がある


色んなことに手を出して、自分の可能性を広げるのが大切な時期もある。
でもずっとそればかりでは、人生で何も成し遂げられなくなる、とよく思う。
特に大人になり、仕事の責任も重くなり、更に家庭も出来たりすると、「自分の時間」がどんどん無くなる。
限られた時間とエネルギーの中で取捨選択をしなければ、何も成し遂げられずに終わるだろう。
その中で何かを達成するためには、別の何かを犠牲にする必要がある。

チャンスをちゃんと感じ取って、全身全霊をそそぐ。
そのためには、他の欲しいもの、やりたいものを犠牲にするかもしれない。

もう一つ大切なのが、集中しようと決めたことに全身全霊を注ぎながらも、アンテナは常に張っておくこと。これがリスクヘッジになる。ただし、アンテナは張るだけで、自分の力と時間は余りつぎ込まない。




うーーーーん。
本当に悩み、それを乗り越えた方の言葉だからこそ重く感じます。


選択と集中、という言葉自体は何度も聴いていましたが、
個人のキャリア(時間とエネルギーの配分)にも当てはめてみるとしっくりきます。


私はアンテナを張り巡らせて得た情報によって、
あれもやりたい、これもやらなきゃ!といって、
自ら衝動的に踊りだす(踊らされている)ことがよくある、と自覚しています。

本業、ライフワーク、ボランティア、恋愛、結婚、趣味
そしてそれを支える家庭と健康。

全部大事です。

優先順位の付け方の問題、と簡単に片付けるのではなく、
興味の範囲が広く、物事に飛びつきやすい、という特性と上手くつきあっていきます。


人生には「選択と集中」が大事な瞬間がある