【お節介焼き情報】 「すぐ行動できない人」でも意外に簡単な対処法でやる気が出る

 明けましておめでとうございます。

 本年も引き続きご愛読の程をよろしくお願いします。

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタントを1970年代からやってきた経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

■ 「すぐ行動できない人」の意外に簡単な対処法でやる気が出る

 何かをやらなければなりませんのに、自分自身に言い訳をいって先送りにすることはありませんか? ネットか何かで見たのですが、その様な状況の時というのは、脳が準備できていないことが原因なのだそうです。

 脳には1000億個を超える神経細胞があるのだそうです。情報を理解しようとする入力神経系統もあれば、行動するときに働く出力神経系統とに大別出来るのだそうです。
 脳内情報の伝達をスムーズにするために、脳内にアドレスがふられています。役割に応じて8つに分類されているそうです。

 すぐ動ける人というのは、出力系の脳細胞が強化されています。それをタイミング良く動かせる人になれますと、先延ばしをすることが少なくなるのだそうです。
 何をこれからするのかという計画を単純化して立てますと、動き出すスイッチが素早くオンなります。すなわち、すぐに行動に移れない人というのは、この部分が弱いですので、ここを強化しますと、先延ばしにすることが少なくなるそうです。
 動き出すスイッチをすぐにオンにするには、まず立ち上がるというような単純な動作により、脳のスイッチを入れます。先延ばしにする人というのは、立ち上がるというような単純な動作を平素していない人に多いのです。立ち上がることにより動きの脳に指令が行き、思考の脳が活発化するのです。
 このように、簡単なことでも、脳は多くのエネルギーを消費するのだそうです。それを私達人間は、本能的に知っているために、動くことに面倒くささを感じ、動かなくなってしまうのです。
 「立つのですよ」と運動神経に意識をさせます。このように、「次に何をするのか」という単純な計画を立てることで、私達は、行動を起こしやすくなり、それを重ねていくうちに、行動開始を阻害するような気持ちが少なくなって行きます。

 行動開始スイッチを入れる方法の一つとして、「場所を変える」という方法が効果的です。思い切って散歩に出るとか、公園のベンチに座るとか、あるいはコーヒーショップに入るのも良いかも知れません。
 場所が変わりますと、気持ちが高揚し、「ここで何かをやろう」という気持ちにスイッチが入ります。「ここで、なすべきことをすることができる」と意識を強くしますと、そのことに集中しやすくなります。
 すなわち、行動開始スイッチを入れるには、気分転換、心地よさがキーワードのようです。

 スイッチを入れやすくする方法として、「朝日を浴びる」ということもしばしば耳にします。朝日を浴びることにより、体内スイッチが入り、体内時計がリセットされますので、睡眠タイミングを保てるそうです。
 外に出る回数が少ない人というのは、日に当たる時間が短く、血中のビタミンDが不足しがちになります。ビタミンDの不足は筋力の低下を招くだけでなく、骨粗しょう症、うつ病のリスクを高めることが指摘されています。

 私のように、机に向かう座った姿勢が多い人は、座ったままでいないで、1時間ごとに立ち上がるということが薦められていますね。これも行動開始スイッチを入れることに役立ちます。単に、立つだけではなく、室内だけでも良いですから歩き回るとか、肩を回すなど、軽い体操を採り入れるのも良いようです。
 蛇足になりますが、「机での作業」と、「遊びや趣味など他の作業」を区別して、机では、原稿執筆を含む「仕事」に限定するようにしています。椅子に座りますと、気持ちが切り替わり、では仕事に取りかかるぞという気持ちが高まるような気がします。

 とにかく、行動開始スイッチをいれることが、ものごとを先延ばしにするような性格の人には不可欠なようですので、実行してみてはいかがでしょうか。私も、心を入れ替えて実行したいと思います。

 

 

■ おすすめブログ  コンサルタント・士業に特化したブログ