【日本庭園を知って楽しむ】1-1 日本庭園の定義 庭園とは何かを明確にしておきましょう

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■1-1 日本庭園とは何かを明確にしておきましょう
 

 【Wikipedia】によりますと、集会、交流、留置、作業などを目的とした庭ではなく、観賞、道道、思索などを目的とする庭、および一部の、特定の世界観や宗教観を投影したものなども含め「庭園」として情報を提供しています。

 庭園は、人間が手を加えて、形、石の配置、樹木の選択と組み合わせ、通路の作り方、建物の見せかたなど、すべての要素を勘案し、計画し、デザインされています。

 造る目的や方法は、時代や民族、宗教などによって異なり、さまざまな様式を生み出してきました。しかし、いずれも人々が理想とする環境を映し出そうとする点では共通しているといえます。楽園、浄土、パラダイスなどの現世的空間が庭園なのです。

 庭園は、作られたときには私的なものがほとんどですが、近代になって多くが、市民が楽しめる公的・公園的なあつかいをされるようにもなってきました。

 ちなみに、皇室が所有する庭園は、庭園といわず「御苑(ぎょえん)」といいます。

 欧米の「garden」は、人工美を追求し、花壇や池などの幾何学的デザインを誇り、自然は征服すべきという考え方を象徴しています。それに対して、日本の庭園は、自然美を生かし、岩や木や池なども自然を模し、自然の縮図を目指し、人間が自然と一体であるという考え方が象徴されています。

 「庭園」という大きな括りの中で、【カシャリ!ひとり旅】の一環として、【カシャリ!庭園めぐりの旅】と題し、日本における庭園を紹介してまいります。日本庭園といわれるような庭園だけではなく、欧米風のgardenも含めて紹介したいと考えています。中には、「庭園」というより「公園」「植物園」といった方が適切であるといえるものも含んでいます。

 これまで蓄積した写真・動画を中心に、新たに訪問した庭園やこれから訪れたいと思っている庭園も含めてご紹介してまいります。

 まずは、そのための基礎知識を、ネットや書籍等をベースに、私自身のために整理し、ご紹介してまいりますので、ご理解をお願いします。
        
■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています