【カシャリ!庭園めぐりの旅】01-katsushika01 邃渓園(すいけいえん) 寅さんで知られる帝釈天の日本庭園

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 

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■ 邃渓園(すいけいえん) 寅さんで知られる帝釈天の日本庭園

 𨗉渓園は、日蓮宗の寺院である「柴又帝釈天」「題経寺」の大客殿前に広がる池泉式庭園です。昭和40年(1965年)に、向島の庭師「永井楽山」の設計・作庭による庭園です。庭園へは立ち入れませんが、昭和59年(1984)、庭園の周囲に設けられた100mもある屋根付きの、Z字型に続く廊下から楽しめます。

 池泉には平石橋が架けられ、護岸には石が敷き詰められています。庭の中央には、巨石に松の支柱が乗せられていたり、池泉には、おきまりではありますが、鯉が泳いでいたり、石には亀が休憩していたりします。

 切石に窪みを掘った手水鉢の脇やその先の猿の置物には日本酒が置かれています。

 回廊ができる前は、大客殿から庭園を望むだけでしたが、回廊ができたおかげで、地越しに大客殿を望めるようになりました。

 大客殿では冷茶やお茶のセルフサービスが提供されていますので、一息いれて休憩を取れます。

 庭園そのものは、800平米と中規模程度の大きさです。しかし、柴又帝釈天は「彫刻の寺」ともいわれ、本堂下などに彫刻ギャラリーとして、緻密な彫り物を鑑賞できます。日本庭園と彫刻の両方を楽しめ、訪問者の満足度を高めています。


アクセス

 東京都葛飾区柴又7丁目8−12 電話 03(3657)2886
 京成線「柴又」駅 徒歩3分
 北総公団線「新柴又駅」下車徒歩12分。
 JR小岩駅より京成バス(金町行)に乗り15分程、「柴又帝釈天」下車。
 JR金町駅より京成バス(小岩行)に乗り5分程、「柴又帝釈天」下車。
 JR常磐線 金町駅より徒歩20分

 駐車場
  なし(柴又公園駐車広場から徒歩10分。1日500円)

開園
 午前9時~午後4時
 12月28日~1月3日迄は庭園のみ閉園。同期間は拝観料が半額。

入園料
 庭園・彫刻ギャラリー共通 大人 400円 小中学生 200円


 

𨗉渓園は、「柴又帝釈天」「題経寺」の池泉式庭園です。

昭和40年(1965年)に、向島の庭師「永井楽山」の設計・作庭による庭園です。

 

帝釈天参道

 

寅さんの映画に出て来るのは別のお店

 

帝釈天山門

 

帝釈天本堂

 

𨗉渓園(すいけいえん)には大客殿玄関から入ります

大客殿では冷茶やお茶のセルフサービスが提供されています

 

回廊ができる前は、大客殿から庭園を望むだけでしたが、

回廊ができたおかげで、池越しに大客殿を望めるようになりました

 

庭園そのものは、800平米と中規模程度の大きさです

 

 

庭の中央には、巨石に

松の支柱が乗せられているところもあります。

 

池泉には平石橋が架けられ、

護岸には石が敷き詰められています。

 

池泉式庭園

 

池泉には、おきまりではありますが、

鯉が泳いでいたり、石には亀が休憩していたりします。

 

切石に窪みを掘った手水鉢の脇や

その先の猿の置物には日本酒が置かれています

 

 

 

柴又帝釈天は「彫刻の寺」ともいわれ、

本堂下などに彫刻ギャラリーとして、緻密な彫り物を鑑賞できます。

日本庭園と彫刻の両方を楽しめ、訪問者の満足度を高めています。

 

詳細情報

http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/tokyo/katsushika/katsushikaku01-teien.pdf

 

 

■ カシャリ! ひとり旅