【カシャリ!ひとり旅】 千葉県 成田山新勝寺 真言宗智山派大本山のひとつ
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
【 注 】
当ブログでは、いったん発信したブログでも三々五々改訂を致し、再度アップロードしてご紹介しています。
■■ 千葉県 成田山新勝寺
改訂: 2023/03/29
成田山新勝寺(なりたさん しんしょうじ)は、千葉県成田市にある山号を「成田山」といいます。真言宗智山派の仏教寺院で、同派の大本山の一つです。
本尊は不動明王で、不動明王信仰の一大中心地でもあります。そのため、成田不動、お不動さまなどといった通称でも広く親しまれています。
開山は、宇多天皇の孫・寛朝大僧正で、平安時代中期の天慶3年(940年)と伝えられ、葉牡丹を寺紋としています。
参詣者数において関東地方屈指の寺で、初詣の参拝客数は、300万人近く、社寺としては明治神宮に次ぐ全国第2位です。成田国際空港に近いこともあり、外国人観光客にも人気があります。((【Wikipedia】を基に作成)
成田山の御本尊である不動明王は、真言宗の祖である弘法大師空海が自ら祈りをこめて敬刻開眼された像です。成田山では弘法大師が中国より伝来された真言密教の教えにより、千年以上、護摩祈祷を続けています。
興教大師は高野山から根来に移り真言教学を再興させ、後に真言宗中興の祖と仰がれます。成田山は興教大師の教えを受け継ぐ真言宗智山派の寺院です。(公式サイトを基に作成)
■ アクセス
大本山成田山新勝寺
所在地:〒286-0023 千葉県成田市成田1番地 0476-22-2111
車
東関東自動車道成田ICから、国道295号線へ出て、寺台インターへ向う。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)から、大栄JCTで東関東自動車道に乗り継ぎ、成田ICでお降りる。
圏央道 茨城県区間全線開通でさらに便利
電車
「京成電鉄 京成成田駅」または「JR線 成田駅」より 徒歩10分
成田山新勝寺境内
新勝寺参道商店街
旧本堂薬師堂(きゅうほんどうやくしどう)
薬師堂は、江戸時代初期の1655(明暦元)年に建立された旧本堂です。
徳川光圀や初代團十郎が参詣したことがあるという、成田山現存最古のお堂です。
開基1080年祭大開帳の記念事業として境内整備と堂宇の修復が行われ、
2013年5月に落慶しました。
新勝寺総門(そうもん)
開基1070年の記念事業により、2008(平成19)年建立されました。
荘厳な雰囲気の総門は、高さ15mの総欅造りという見事なものです。
蟇股(かえるまた)という欄間にあたる部分には、
十二支の木彫刻が施されています。
また、楼上には八体の生まれ歳守り本尊が奉安されています。
成田山の表玄関として、多くの参詣者を迎えています。
総門を通して見る仁王門
大本堂
1968(昭和43)年建立された、最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場です。
堂内の御本尊不動明王は、
向かって右に矜羯羅童子、左に制咤迦童子を従えています。
四大明王や平成大曼荼羅などが奉安されていて、
堂内にはいることができます。
大本堂裏にある仏像の崖
ここには不動明王の眷属(けんぞく)である
衆生救済の手伝いをするといわれる
八大童子と三十六童子の青飼像などが
崖に配されています。
三重塔(さんじゅうのとう)
1712(正徳2)年に建立された重要文化財で、総高は25mあります。
塔内には、大日如来を中心に、五智如来が奉安されています。
その周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。
雲水紋の彫刻がほどこされた各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので、
一枚垂木と呼ばれています。
聖徳太子堂(しょうとくたいしどう)
1992(平成4)年に建立、2007(平成19)年に修復されました。
日本の仏教興隆の祖である聖徳太子の理念にもとづき、
世界平和を願って建てられました。
堂内には、大山忠作画伯の壁画が6面に渡り描かれていて、
中央には聖徳太子像が奉安されています。
大本堂(だいほんどう)
1968(昭和43)年建立された、最も重要な御護摩祈祷を行う中心道場です。
堂内の御本尊不動明王は、向かって右に矜羯羅童子、
左に制咤迦童子を従えています。
四大明王や平成大曼荼羅などが奉安されていて、
堂内にはいることができます。
釈迦堂(しゃかどう)
1858(安政5)年に建立された江戸時代後期の特色をよく残している
総欅づくりの御堂で、重要文化財です。
かつての本堂であり、
大本堂の建立にあたって1964(昭和39)年に現在の場所に移されました。
釈迦如来や、普賢、文殊、弥勒、千手観音の四菩薩が奉安されています。
周囲には、五百羅漢や二十四孝の彫刻が配されています。
厄除お祓いの祈祷所です。
額堂(がくどう)
1861(文久元)年に建立された重要文化財で、
1986(昭和61)年に修復されました。
信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物です。
江戸時代に奉納された貴重な絵馬や、様々なモチーフの彫刻などもあります。
また、七代目市川團十郎丈が寄進された石像が中央に安置されています。
開山堂
成田山新勝寺の開山は、
宇多天皇の孫・寛朝大僧正で、
平安時代中期の天慶3年(940年)と伝えられ、
葉牡丹を寺紋としています。
正面の開き戸の金色の円形をしたものが寺紋です。
光明堂(こうみょうどう)
1701(元禄14)年に建立された重要文化財です。
かつて現釈迦堂が本堂でしたが、
その前の本堂ですので大変古い建物です。
江戸時代中期の貴重な建物なのだそうです。
大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。
奥之院
光明堂の後方に奥之院の洞窟があり、
毎年、祇園会に開扉されます。
洞窟の奥行きは13mもあります。
醫王殿(いおうでん)
2017(平成29)年に開基1080年祭記念事業として、木造総檜で建立されました。
一重宝形造で薬師瑠璃光如来、日光菩薩、月光菩薩、十二神将が奉安されています。
健康長寿と病気平癒の祈祷所です。
平和大塔(へいわのだいとう)
真言密教の教えを象徴する平和の大塔は、1984(昭和59)年に建立されました。
総高は58mで、1階は大塔入口、成田山の歴史展、写経道場各種受付があります。
2階の明王殿には、大塔の御本尊不動明王、四大明王、
昭和大曼荼羅、真言祖師行状図が奉安されています。
3・4階は経・法蔵殿、
5階は金剛殿で五智如来が奉安されています。
お寺さんに洋風庭園
平和大塔前からみおろせます
雄飛の滝
境内の東北一角に広大な庭園があります。
そのすげんが雄飛の滝です。
【 注 】 日本庭園は別のブログでお楽しみください。
子供の頃から慣れ親しんだ米谷の羊羹
お土産に私一人に羊羹一本
切らずに囓って食べる醍醐味
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm