【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 民話の里「遠野 水光園」 2-2 『遠野池』で民話と伝説を感じる
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
■■ 岩手県遠野市
遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
東京からは、4時間ほどでたどり着ける、おもっていた以上に近いところにあります。
■【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 民話の里「遠野 水光園」 2-1 IWTN-5201-A717
ひとり旅の旅先で感じて、見て、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています。
今回は、『水光園で民話の里「遠野」を体感2 カッパ編』を紹介します。
遠野池の夢見堂にまつわる女神伝説や、ここに住むカッパの家族をご紹介します。
このシリーズ3作目です。今後も、遠野紹介映像を追加してまいりますので、よろしくお願いします。 https://youtu.be/xQCPXT7Vppg
■ アクセス
東京からは、新幹線で、盛岡経由でゆくか、花巻空港からバスでゆくのが時間的には早いです。
遠野池は、宿泊等の南側、一段下がったところにある、園内で一番大きな池です。
池の対岸に曲り家が見え、池には、何やら構造物が見えます。池の手前には、6月末というのに、菖蒲が紫の高貴な色で咲き誇っています。
柳田国男の「遠野物語」によりますと、遠野一帯は、大昔、湖水でした。そこに住んでいた水猿が、人里に流れてきて、邑を作ったそうです。
三人の娘をもつ女神が、この地に来て、一夜を明かしました。女神は、娘達に、良い夢を見た娘に、素晴らしい山をあげると言いました。
夜更けに、天より霊華が降りてきて長女の胸に留まりましたが、末娘が、それを密かに盗ってしまったそうです。末娘は、早池峰山を手に入れ、姉たちは、六角牛と石上という山をもらい、それが遠野三山になったそうです。
この物語に因んで、池に浮かぶ、この東屋が「夢見堂」と名付けられました。
ここ、遠野池には、日本池から、二つの渓流を通って、水が流れ込んでいます。
その一つは、宿泊棟から下ってきた小径沿いの渓流で、それは、すでに紹介済です。
もう一つの流れは、曲り家近くに、滝となって注ぎ込んでいます。
石は、同じ形をしたものがないともいわれ、中には奇形をしたものもあります。
雨に打たれ、風にさらされても悠然として自分の役割を演じています。黙々として庭園にあって、訪れる人の心を和らげてくれます。
「石徳五訓」の石碑が、「なるほど」とうならせてくれました。
写真で見る遠野も良いですが、滝の音を聞きながら、映像で見ますと、また、別の感動をもつことができるでしょう。
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遠野を映像で体感
【 注 】 まだ準備中の映像もあり、順次公開します。