■【心 de 経営】59 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 9 ~

【筆者紹介】  日本経営士協会理事長 経営士   藤原 久子
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
 
 

■ ご挨拶
 
 自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
 
 その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
 
 人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
 平素、自社おいては、従業員満足・顧客満足地域貢献企業を目指し、「心で経営」を実践し、経営士・コンサルタントとしての専門知識を活用しながら、客観的に現状を認識し、問題発見や解決策の提案や業務改善案・経営戦略への提言など、企業の様々な問題の共有を図りながらアドバイスをしています。

■ 有為の人となって組織戦略の思考を磨く ~ 人間力 9~

 

 私の現時点の持論ですが、組織力=人間力と考えるがゆえに「死生観」をつかむと「逆境に耐える力」が身につく(~田坂広志ダイジェスト(3)参考)のです。たった一度の人生を変える学びとして例えば老舗ファミリー企業から学ぶ「事業継承」の要諦であります。予測不可能な時代を生き抜くための「教育」と人を通して起きている問題を打破するために企業は何をすべきでしょう

 人と組織の関係が、一方通行~双方向、さらには共創へと向かうベクトルは、顧客と企業・組織の未来を考えながら「志」に真剣にむきあって前進すべきと願っております。

 具体的にはまず「我が身を厳しい環境・境涯に置かなければ志を磨くことはできない」ということであります。日常の心構えや所作をも磨くこと、身を修めること、特に重要なのは自制心・自己抑制の心かと思います。私は、自分を無にして志を高く心構えも合わせて磨いてこそ、志の達成に繫がることができるだろうと考えます。

 人生において、一人一人が理想を掲げ、目標を持って前進します。志を磨くために全身全霊で精進すると思います。それは最も美しい人間の姿かと思います。物事に対する真剣さ、問題意識を持って、向き合う、真剣さ、一生懸命さこそが、多くの人々に感銘あたえ、周りの人々をも突き動かすことになります。

 志の定義の要件を磨き高めてゆくことになります。

 共に生きる、思いやりの精神を持って精進して参りましょう。

「人間力」を語り続けてこの度で9回目を迎えました。私にとりましては「人間力」は永遠のテーマであり、限りないものではありますが、次回を一区切りにし最終回として新春は装いを新たにテーマの一新を図りたく熟考中です。

これまで、拙い文章にも拘わらずご愛読賜りました皆々様に深く感謝の意を申し上げます。また今しばらくは5日号を引き続きご愛読を賜りたく何卒よろしくお願い申しあげます。

■ 【心 de 経営】ブログのバックナンバーを閲覧するには
 下記URLのいずれかををクリックしてください。
 

【経営コンサルタントの育成と資格付与】
 
since 1951 特定非営利活動法人・日本経営士協会
 
 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 詳しくは、サイトでご覧下さい。 
    ↓ ↓  クリック
 
 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
 資格取得についてや入会の手続等
 コンサルタントへの依頼、講師捜しに関する情報
 コンサルタントとして成功するための各種情報
 経営や管理などに関する各種有益情報
 経営コンサルタントによるセミナー
 お問い合わせや入会・資格取得のお申し込み
 会員専用のID/パスワードが必要です