■【経営コンサルタントの独り言】 稀勢の里優勝 ビジネスパーソンは必ずウラを取れ

 時代の流れを時系列的に見ると、見えないものが見えてきます。NHKの放送や新聞・雑誌などを見て、お節介心から紹介しています。

■ 稀勢の里優勝 ビジネスパーソンは必ずウラを取れ

 【経営コンサルタントの独り言】改訂版でも書きましたが、稀勢の里関、連続優勝おめでとうございます。

 十三日目の日馬富士戦で肩を痛め、十四日目の戦いぶりから見て、千秋楽は誰が見ても照ノ富士の優勝間違いなしといえる状況でした。

 それを物語るのが、優勝賜杯を受け取ったときの稀勢の里の痛さをこらえるしかめた顔からもわかります。

 それだけに、誰もが稀勢の里の奇跡の逆転劇には感動したことでしょう。

 おそらく、この名場面はこれからも末永く伝え続けられることと思います。


 一方、一杯を守ってきた照ノ富士がなぜ連敗したのかという切り口でご覧になっている人がどれ程いるでしょうか。

「日本人横綱」ということで脚光を浴びている陰で、照ノ富士は、彼なりに苦しんでいたことをご存知でしょうか?

 同じく十三日目の照ノ富士が鶴竜戦で古傷の膝を痛めていたのです。

 照ノ富士も膝痛を顔に出さずに闘っていたことを知り、日本人横綱ということで脚光を浴びがちな陰で、照ノ富士の思いは如何だったでしょうか。

 日本が好きで、相撲が好きで、遠地モンゴルからやってきたこの若者が、日本嫌いにならないためにも、われわれは配慮が必要ではないでしょうか。


 物事には二面性がある。

 これが、私が経営コンサルタントを四十余年もやってこられた背景にあります。

「ウラを取れ」と若手経営コンサルタントにアドバイスをするようにしています。

 日本人として、私も稀勢の里が小結になった頃から十数年も応援しています。

 ですから、稀勢の里の今回の快挙は非常に嬉しいです。

 でも、一方で、照ノ富士の気持ちを忘れてはならないということを声高に言いたいです。

 何かが生じたときに、そこには何らかの事情や理由があると考えます。

 相手が、あるいは誰かが、何かを言ったり、行動した入りする裏には、それなりの事由があるのです。

 それを理解するように努力を重ねますと、“真”の人を見る目を養うことができるようになると思います。

 真実を見極めることができるようになると思います。

 その点では、まだまだ私は、その域にはほど遠い状況です。

 それでも、稀勢の里よろしく、諦めないで努力を重ねるつもりでいます。

 

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