■【経営コンサルタントの使い方】 社員研修で成果が上がらないときの対策1 発展し続ける企業が辿る“秘密” の道 No.39

~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~

 

 経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。

 このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。

 新興国の急速の発展には、社内だけのでの人材では追いつかなくなってきています。世界中の先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。

■3-8 社員研修で成果が上がらないときの対策1 通算39

 

 社員研修は、正しいやり方をしていれば成果が上がるものですが、既述のように「金食い虫」になっている企業も結構あります。

 その主な原因分析として、まず下記の2点を再チェックしてください。

 

1.研修・教育と実務管理がリンクした体系になっているか

2.研修講師が実務をきちんと理解しているか

 

 既述の通り、研修体系が実務とかけ離れていることがその原因となっていることが多いのです。OJTを行う「管理設備」を使いこなすことを目的とする研修はオフJTで実施すべきですが、社員研修専門企業から派遣された講師の場合には、業務現場に直結することに視点が行っているわけではありません。

 

 すなわちニーズ思考というよりはシーズ思考で、お仕着せのカリキュラムで社員研修を実施しているがために、管理職と一般社員のベクトルがあっていないし、また、研修内容とその企業にニーズと異なる目的のカリキュラムになってしまっていることが多々あります。

 

 既述の通り、とくに外部研修に派遣するときに多いのが、受講する人としない人が同じ会社内に共存するために、受講した人はモラールが上がっていて、そうでない人とギャップがあり、いつの間にか後者の色に染まってしまうことが多いのです。

 

 社員研修は、同じベクトル上で、階層別、部門別に組んだカリキュラムで、実施をすると、同じベクトル上にありながら、階層別の研修と部門別の研修ではやり方が異なるので修得率や意識高揚への効果が高まるのです。

 

<続く> 次回掲載をお楽しみに

【 注 】

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