■■ 経営コンサルタントへの依頼のしかたと手順1 発展し続ける企業が辿る“秘密 の道 No.50

~ 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ ~

 

■4-7 経営コンサルタントへの依頼のしかたと手順1  通算50

 

「職業別電話帳で見ても、誰に頼んだらよいのかわからないし、経営コンサルタントにお願いするにはどこへいったらよいのでしょうか?」ということをしばしば訊かれます。最近は、インターネットを使って見つける経営者・管理職も多いようですが、目的に即した経営コンサルタントかどうかを判断するのは私ども経営コンサルタントでも難しいのです。

 

 日本には、昔から経営コンサルタントというと「経営士」と「中小企業診断士」という資格が代表的で、それぞれの協会に相談するのが最適です。

 

 日本経営士協会は、戦後の復興を促進するために、昭和28年に、当時の通産省や産業界の勧奨により、日本公認会計士協会と設立母体を同じくする日本最初のコンサルタント団体です。日本の代表的な経営コンサルタントが所属していて、目的に即した経営コンサルタントの紹介を依頼すると、同協会のデータベースで検索したり、メーリングリストで企業側の依頼内容が通知されると会員コンサルタントからの反応から、協会が最適と考えられる経営コンサルタントを無料で紹介してくれたりします。

 

 また、団体によっては、定期的に経営者・管理職を対象とするセミナーを開催していて、その会場で経営コンサルタントに直接接することができ、最適な経営コンサルタントを探しやすくしています。登録すると無料でメールマガジンを通じて、経営に関する有益な情報を提供してくれます。経営士、経営コンサルタント、中小企業診断士、公認会計士、税理士、弁理士、弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、技術士など各分野の専門家をそろえ、機敏な対応が好評で、多くの企業が利用しているようです。

 

<続く> 次回掲載をお楽しみに

 

【 注 】

 弊著、経営者・管理職のための「発展し続ける企業の“秘密”の道」(グロマコン出版、A5サイズ約60ページ)は1,000円(税/送料込み)でおわけしています。 ご購入案内 ←クリック

 

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