■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2月2週1 3Dプリンター輸入への取り組み 0208




 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。

 

 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 2月2週1 3Dプリンター輸入への取り組み 0208

■ 早朝散歩 150221

 最近、早朝散歩で私の足音を聞いただけで、散歩コースである老犬がわざわざ私の方までやってくるようになった。ビーフジャーキーが景気であるとは言え、信頼関係が二人(老犬一匹と私一人)の間に築けたことが何となく嬉しい。

■ セント光学 社長の要望 150222

 セント光学は、製造に徹していて、販売は、学校関係に強い商社経由で全てを行っていた。その会社が四十九%の株を持っている。
 契約前の提案書にも書いたように、国内営業以外のコンサルティングが中心になりそうである。自分で得意とする分野では、何ができるのか、今になって自信がなくなってきた。

 社長が外回りから戻ってくるまで、社内を廻り、いろいろな社員に声をかけて回った。幸い、初日のような冷たい目ではなく、仲間として迎えてくれている社員が何人かいた。その人達の名前を覚えて、今後は名前で呼びかけるつもりである。

 社長が戻ると、八回目の提案書のコピーを手に、今後のコンサルティング・テーマについて、二時間ほど話し合った。

 社長の強い希望は、社長の後継者育成である。候補者が二人いる。一人は、社長の甥御さんであり、もう一人は、親会社から出向してきている小沢専務である。社長個人としては甥に跡を継いでもらいたいというのが本心であろうが、何度か話をした限りでは少々頼りなく、社長もそれが気になっているのであろう。

 昨日、光学機器の輸入業者のリストを作成し、その中から対米輸出向けリストを持参してきていたので、当面はアメリカと、すでに商社時代に輸出実積のあるイギリスとの会社に重点をおくことにした。

【詳細あらすじ】 ←クリック
 上記より詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。

 

 お勧め書籍 クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム

 

「小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記」にも、しばしば登場する「クリティカル・シンキング」であるが、経営コンサルタントのみならず、ビジネスパーソン、学生、家庭の主婦など誰にも通じて必要なスキルを図解を中心にやさしく解説している。

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  【 注】 切り替えタイミングによって、前号掲載がないことがあります。

 

■【主な登場人物・会社団体】

 

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター


◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻