■■【新米コンサルタント起業日記】10月3 顧客開拓法変更 1012


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 10月3週 顧客開拓法変更 1012

■ 経営コンサルタントになろう  141031

 今日のブログは「経営コンサルタントになろう」というブログであった。すでに経営士補資格を持っている私にはあまり関係が無いが、経営コンサルタントになる方法が解説されている。

 経営コンサルタントになるには、中小企業診断士資格を持っていないといけないと勘違いをしている人が多い。ところげ、経営コンサルタント資格というのは、税理士や社労士などと異なり「職業独占」の資格が存在しない。

 中小企業診断士というのは、経営コンサルタントの国家資格と誤認している人が多いが、経産省・中小企業庁に登録されているための試験制度があるのである。すなわち、中小企業診断士資格を持っていなくても経営コンサルタントを名乗ることはできるのである。

 経営コンサルタント資格に「経営士」という資格があるのをご存じない方が多い。経営士は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体である日本経営士協会が付与する経営コンサルタント資格である。

 中小企業診断士とは異なり、記憶力の高い人に有利な受験勉強の成績よりも、実力・実績重視の経営コンサルタント資格である。前者が、若いうちに資格取得をするのに有利であるのに対して、後者の経営士は、社会実務経験も審査対象となるなど、中堅やベテランサラリーマンに有利な資格といえる。

 その違いは、下記URLにわかりやすく紹介されている。

  中小企業診断士と経営士の違い ←クリック
  http://www.glomaconj.com/consultant_nyumon/jmca/chigai_keieishi-shindanshi.htm


■ 手紙による顧客開拓法の手直し  141032

 二回目とか三回目以降は手書きにしてはどうかと、電子郵便のメリットであるたくさん発信するという「量の作戦から質の高さに」という戦略転換も考えてみようと思った。

 手間と時間がかかるので直ぐに開始するのはできないが、やってみる価値はあるように思えた。

 一方で、電子郵便の送付先リストの厳選により効果を高めるにはどうしたらよいのだろうかと考えた。業種・業態で絞り込むのが、相手の概要が掴め、その業界についての知識を習得すれば、一層セールストークに深みが増すように思えた。

 資本金や社員数など企業規模による絞り込みも必要であろう。


 断裁機の価格交渉  141033

 匠製本機械向けのコンサルティングで、アメリカの印刷機械販売会社USGMへ断裁機の売り込みをしていたが、その返事が返ってきた。しかし、先方の指し値と比べると価格が四十%も差がある。
                               

 専務とメーカーを再訪してみたが、その価格差は埋まりそうもない。それどころかメーカー自身も国内での価格があわなくて、製造中止も検討し始めているという。USGMから提示された数量は三百台と、先方には魅力的な様子である。私の方から、ライセンス生産を匠製本機械でさせてもらえないかと持ちかけると、先方も触手を動かした。
                               

 帰社後、社長を交えて三者会談をしたところ、社長は私が提案したライセンス生産については喜び「さすが経営コンサルタントらしい発想ですね」とリップサービスを交えてではあろうが評価してくれた。
                               

 顧客のUSGMへは、時間をもらうことと、見本機の購入打診とをした。

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