■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】7月2週 海外ライバルの調査


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 7月2週 輸出支援コンサルティング 0706

 クリティカル・シンキングにおける課題・コンセプトと全体設計 14-7-2-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。


◇3-3 課題・コンセプトと全体設計

 テーマ/課題、目的とコンセツトを明確にし、その進め方を決めるのが、第一ステップです。特に全体設計はクリティカルシンキングの基本ですが、初心者が最も頭を悩ますところです。

出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 全体を俯瞰的に見ることの重要性はすでに学んでいるが、クリティカル・シンキングそのものを進めるにあたっても、全体設計の重要性が理解できた気がする。

■ 匠製本での輸出支援
 14-7-2-2

 唯一のクライアントである匠製本での経験から、輸出支援コンサルタントとして、売り込むために自分が何をできるのか業務内容が少しずつ見えてきた。
 輸出支援と言うよりは、海外要員を持たない中小企業に対して、輸出入業務代行を目玉としてやってゆけば、次第に信用度が高まり、クライアント獲得に繋がるように思えて、何かやりがいを感じる。
 英文パッケージの作り方、英文カタログや取扱説明書の作成などへと業務も広がり、それらや商品開発へのアドバイスをするようになってくると相手もこちらを信頼してくるであろう。そのうちに、国内営業へのアドバイスもお願いしますというように発展してきて、やがては顧問契約へと進んでゆくように考えると、経営コンサルタントとしての明日に曙光が見えてきたように思える。
 匠製本では、台湾からのお客様が待っていた。すでに小型紙折機などを購入してくれているだけに、匠製本の技術を高く評価している。お客様は日本語がペラペラで、萩野専務との人間関係も良好の様子である。英文カタログの話をすると、これまでそれが売上が伸びない障害の一つであると回答があった。
 一通りの商談を萩野専務のリードで終え、まだ外は明るいが夕食に出かけることとなった。その席で、SKYPEが便利であることを知った。日本経営士協会でもSKYPEの話が時々出るが、海外ビジネスには不可欠であるという。非常に良い情報を得られたので、SKYPEの利用法についても今後研究してみようと思った。


 明和大学社会人講座 営業・マーケティング 14-7-2-3

 毎週水曜日に、8回連続の明和大学社会人講座も今日を含めて余すところ2回となってしまった。毎回講師が代わるが、パワーポイントの背景も統一され、全体の流れがあり、ついて行きやすい講座構成である。
 今日は、営業・マーケティング科目で、2回目の若手講師と、日本経営士協会理事長であるベテランの愛先生が担当した。若手とベテランという組み合わせはユニークであり、緩急勝手面白いと思った。
 愛先生の持ち前である「暖かい管理」というテーマのイントロは、わかりやすく、聞きやすいので、自分もあのような語り口で話せるようになったら素晴らしいと思った。

 
 
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