■■【経営コンサルタントの独り言】 AIIBと日本のとるべき方向は

 中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)に50か国以上が参加を決めていますが、国内経済が急減速している中国の現状を受け、本当にアジアの新興国に資金を提供できるのか?の見方が出てきました。

 共産党一党支配で政治の透明性の低い中国に対して世界が疑いの目を向けています。

 アメリカが主導のIMF(国際通貨基金)を補完する存在として、世界第2の経済大国の中国が主導する基金の存在は時代の必然でしょうが、インフラ基金として機能するか否かは予断を許さないようです。

 日本は各国の動きを見ながら、慎重に対応をしています。

 又、TPP(環太平洋パートナーシップ)の交渉が大詰めですが、相変わらず交渉の中身が公開されず、アメリカ基準をグローバルスタンダードと標榜するアメリカとの駆け引きが続いています。

 これまでは、大手メディアの情報を鵜呑みにしてきた”人の好い日本人”ですが、今はネット情報等も併せて、自らの力で状況を見極めていく必要があります。

【筆者】 石原 和憲 先生


  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍


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【 注 】

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