■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】3月3 屋号を決める


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

  【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック



 21014年3月3 屋号を決める


■ 屋号を決める1 14-3-4-1

 税務署の登記も銀行口座の開設も、法律上の「商号」である屋号を決めないことにはビジネスも銀行取引もできないことがわかった。経営コンサルタントという職業に就く自分が、ビジネスの基本であることに無知であることが情けなかった。
 せっかくなので、クリティカル・シンキングを使って屋号を決めることにした。
 まず、自分がどの様な会社にしたいのか、自分の思い、自分の経験と専門、自分がやりたいこと、などをリストアップすることにした。単にリストアップするだけではなく、それを一番左の列項目(表側)として記入した。
 一番上の行に来る項目(表頭)として、概要、現状、強味、問題点、目指す方向を入れて、マトリックス形式の表にした。さらに、自己分析に不可欠と思われるSWOT分析もした。


■ 屋号を決める2 14-3-4-2

 念のため、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」(今井信行著、秀和システム)を開いてみると、その五章に「進路決定に利用しよう」という項目があった。

 5-1 自分史分析で自己再発見
 5-2 SWOT分析で自己再発見
 5-3 今後の計画を考える
 5-4 ABCDセグメント戦略で仮説立案
 5-5 ピラミッド・ストラクチャーによる分析と
     仮説立案準備
 5-6 帰納法で仮説を立てる
 5-7 実施方向、課題表で仮説を立てる
 5-8 演繹法で仮説を検証する
 5-9 進路実現のアクションプラン
 5-10 キャリアプラニングへの応用
 5-1 自分史分析で自己再発見

  【 書籍紹介 】 ←クリック

■ 屋号を決める3 14-3-4-3

 これらを駆使して、自分のやりたいことを、最終的に一言集約してみた。「グローバルな企業経営を「戦略的」「統合的」「暖かい管理」を掲げて支援する経営コンサルタント」とまとめることができた。
 これを実現する経営コンサルタントになろうと考えて、それを英語で表現してみた。

  Globala Management Consultant

 何となく、自分の経営コンサルタントとしてのイメージが固まってきたように思えた。この文字をじっと見つめていると「グロマコン」という言葉が形となってきた。「これだ!!」と大声を上げてしまった。
 商号が決まった。銀行印も注文した。



  ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ