■■【新米コンサルタント起業日記】 去年独立起業するまでのあらすじ 9月 ヘッドハンターからのアプローチ

 経営コンサルタントという人達を何をしてくれるのか、意外と知られていません。
 経営コンサルタントになったら、どのように仕事を進めたら良いのか、わからなくて経営コンサルタントとして独立起業することをためらっている人もいらっしゃるでしょう。

■ 日記をお届けする私は「誰れ?」「なぜ、日記を書いているの?」

 小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、経営コンサルタント歴40年、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。かつてブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。


 この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。


 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、ビジネスパーソンであれば誰しもが経験したことがあると思いますが、上司とぶつかったり、商社マンの自分の生き方に疑問を持ったりしています。

 これから経営コンサルタントを目指す人だけではなく、企業の経営者・管理職の皆様にも是非読んでいただきたいと思います。

 上述のような中で、私、竹根好助の心の動きと行動を見ていただきたいと思います。

 昨年4月に遡り、3月からは、日記形式でご紹介しますので、参考にして下されば幸いです。


■ 昨年9月のあらすじ ヘッドハンターからのアプローチ

 日本経営士協会内で使われているいろいろな言葉も、課長としての管理実務に活かせるようになってきた。その一つが「前半主義」である。

 そんなある日、ヘッドハンターから電話があった。竹之下経営という日本でも指折りのコンサルティング・ファームからのお誘いである。訪問してみて、その活気に驚く反面、翌日の自社の活気との落差にも驚く。まるで戦場と墓場の違いである。社内見学をした数日が、竹之下経営の社長が逢いたいと言ってきた。4月15日に会うとことになり、訪問。マスコミに騒がれているだけの風格を持っていた。ついでに経営コンサルタントへの職業適性検査とやらを受けさせられた。

 経営コンサルタントの職業適性検査の結果が気になりながらも、営業会議など日常業務に追われた。経営士ブログも欠かさず読んでいる。「経営トップ十五訓」「バランス感覚」「あたり前」など、気になるキーワードが毎日伝わってくると、経営コンサルタントとしての意識も高まる。それが、会社における課長としての言動として表れてくる毎日である。平和な生活、と思うこともあり、それがいつまで続くのかと気になることもある。

 毎日発行される経営士ブログからは、引き続きいろいろなヒントを得ることができる。「あたり前のことがあたり前にできる企業」という至極当たり前の言葉に新鮮みを感じる。これが通常のサラリーなら、「あたり前」「知っていること」「目新しさがない」と批判するだけで終わってしまうだろう。

 部長があまりいい顔をしない小さな会社との取引であるが、スペシャルマシン社はその一つである。訪問してみるとユニークな新製品のモックアップサンプルを見せてくれた。商品化にはまだ時間とお金がかかるというので、部長としては先行投資には消極的である。そんなところに、商社の限界を強く感じるこの頃でもある。


 
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