■■【経営コンサルタントのトンボの目 生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル

  経営コンサルタント事務所
  B・M・S・21代表 山本 修 先生
  日本経営士協会 理事 関西支部長

 山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。近年は中小企業のコンサルタントとしてもご活躍中です。

 また「日本経営士協会 関西支部長」として活躍されておられます。

 筆者詳細情報 http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/0060.htm




◆  生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル  ◆


      ~ 江崎グリコ電光掲示板 ~




 大阪道頓堀と言えば、「くいだおれ太郎」「かに道楽の蟹」「グリコ」の看板


は3大名物である。


 大阪の人なら一度は目にしたことがあると思われる、大阪道頓堀のシンボルと


して親しまれてきた江崎グリコの電光看板が、10月23日リニューアルした。


昭和10年に登場した初代から数えて6代目になるという。




 筆者は、60年前初めて大阪に来た時に、従兄弟が道頓堀に案内してくれて、


「戎橋」の上から見上げたのが初めてであった。何代目の看板であったのかは知


らないが、等身大のランナーの看板を見たときに、従兄弟が「これを見ないと大


阪に来たとは言えない」と自慢げに言ったことを今でも鮮明に覚えている。





■ 6代目の制作と5代目の引退




 6月26日、5代目の引退カウントダウン企画では、2大スターが共演した。


名物人形の「くいだおれ太郎」と「5代目」が記念撮影で話題を呼び、グリコの


看板リニューアルは、もはや大阪全体の関心事となった感がある。


 その後何度かリニューアルして代替わりしたことと思われるが、大きなニュー


スにはならず、自分の記憶には残っていない。




 新しい6代目は、日本の研究者3氏に決まった今年のノーベル物理学賞でも話


題となった発光ダイオード(LED)約14万個を使用し、ランナーをはじめ、


周りの景色も、変幻自在の映像が流せるのが特徴であると言う。




 6代目の制作は着々と進行し、ランナーを配した基本構図が完成すると、7月


24日には、広島市内で点灯試験が行われた。


 8月17日、5代目の引退の日である。午後10時に看板の全てのライトが消


え、通行人らは一様に声を上げて驚いていたと言う。看板の裏で手動で消灯した


グリコ広告部の鈴木さんは「緊張したが、多くの人達の別れを惜しむ声を聞いて


感動した」と言っていたという。





■ リニューアル工事と6代目のお披露目




 消灯直後からリニューアル工事に入ったが、8月25日には“代走”として女


優の綾瀬はるかさんをプリントした工事幕が登場し、観光客らを飽きさせない仕


掛けであった。


 その裏で5代目は解体されひっそりと取り外された。工事の足場は、工事幕と


看板のわずかな隙間に限られ、作業には細心の注意が求められる工事であったと


言われる。 




 6代目の取り付けは、9月下旬にスタートし、10月1日には、いよいよラン


ナーの顔の部分が設置された。台風の影響により、工事幕を外すハプニングもあ


ったが、10月23日ようやくお披露目。  


 代走を務めた綾瀬はるかさんらが点灯スイッチを押すと、色鮮やかな映像が流


れ、音楽に合わせてランナーが手拍子するなど、大阪の新しいシンボルが“ド派


手”なデビューを飾ったのである。




参考資料 産経新聞より



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