■■【経営コンサルタントの独り言】一人複数役をこなせば労働不足解消


 昭和28年、当時の通産省や産業界の勧奨で先生いつ率されました日本最初の経営コンサルタント団体であります日本経営士協会では、5月31日の総会を経ていよいよ新体制が動き出しました。新理事長の目指すところは「和の心」を持って「チーム力を強みとした組織体制」を創り上げることです。


 先人の努力によって築きあげられてきた格式と伝統ある日本経営士協会を継承・存続・発展させるべく、いかなる困難にも耐え得る覚悟で取り組まれると宣言されています。


 この時期は、色々な組織の総会が目白押しです。複数の集まりに関わっている方が増えてきており、5月は総会で忙しい方も多いのではないでしょうか?


 そんな折、日経BPビジョナリー経営研究所から、このような発表がありました。一人で複数の企業やチームへの参加が増えており、今後5年間で個人と仕事(職)のつながりの総数は、現状の「7181万」から5年後にほぼ2倍の「1億2700万」に増える見通しとのことです。


 一人が複数の「担当の務め」をこなすようになると、人口が減少しても「増職」になります。一人が複数の仕事を手掛けることで人が持つ多彩な能力を発揮するチャンスが増えますね。これをICT社会ならではの特権と捉え、新しい働き方に繋げていきたいと思います。


【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
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 日本最初の経営コンサルタント団であります日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の干渉を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。


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