■■【経営コンサルタント竹根の起業日記1月3週 先輩の報告書の書き直し 0124



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 2014年1月3週

■ 先輩の報告書の書き直し 0124

 先日提出した綿貫先輩の診断報告書が書き直しになった。先輩が書いた部分だけが書き直しになり、それが私の方におはちが回ってきた。終日、報告書の書き直しに追われてしまった。


 幸い、定時に帰宅できることになった。帰りの電車の中で、久しぶりにクリティカル・シンキングの本を開くことができた。


 もし、誰かに「愛読書は?」と聞かれたら、即座に「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」と言えるほど、鞄の中に入れて常に携帯している。


 クリティカル・シンキングとは何か、クリティカル・シンキングの必要性を理解することができたが、次は、クリティカル・シンキングができる人はそうでない人とどのように違うのかという節に入った。


 この本によると、下記のような書き出しから始まっている。



 1-3 クリティカルシンキングができる人、できない人

 クリティカルシンキングは、問題や課題を解決したり、新たなプロジェクトや企画に取り組むときに、何をどう進めたらよいのかを体系化し、思考過程を組み立て最適な解を導き出す際に不可欠な、思考法です。



 まさに、経営コンサルタントには不可欠なスキルと言える。クリティカル・シンキングができない人は、どの様な特徴があるのかを、次の文章で書き始めている。

 現状に対して改善改革的な思考を持たず、過去の延長線上の思考に陥りがちで、現状打破ができない人です。


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