■■【経営コンサルタント竹根の起業日記1月3週 セント光学向坂社長と面会 0123



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 迷った挙げ句、部長に退職願を提出した。心機一転してコンサルティング・ファーム竹之下経営に入社したが、戸惑うばかりである。こんなことも体験・・・

【 注】 日記から週記へ
 2013年11月24日から、日記ではなく「週記」になりました。週のうちに数回新規記事をアップロードします。また、逐次部分改訂をしますので、引き続き毎日ご覧下さると幸いです。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【注】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

 【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 2014年1月3週

■ セント光学向坂社長と面会 0123

 午前中は、港区の公共施設で開催されている社員研修の応援にかり出された。会場に行くと、担当講師の著作物の販売をしろという命が出て、受付を終えた受講者に声をかけた。なかなか買ってもらえない。どの様な内容の本なのか、表紙と目次しかわからないし、著者である担当講師の略歴もわからず、しどろもどろにならないように注意しながら対応した。幸い二冊が売れ、研修が始まると帰社できることになった。
                               

 午後からは、自分が担当しているI社とN社の資料整理に取りかかった。
                               

 夕方は、今年に入ってまもなく電話があったセント光学の向坂社長との面会である。午後は自分の仕事だけであったので、時間を切り上げ、指定された銀座の老舗天ぷら屋に行った。
                               

 向坂社長はすでにお店に来ていた。
                               

 セント光学の顕微鏡の輸出を商社時代に手伝っていたので、向坂社長とは何度か会っている。京都で開催された賀詞交歓会にも参加してくれている。そのお礼から話が始まった。
                               

 天ぷらは、揚げたてが次々とタイミング良く運ばれてくる。天ぷらなんて、一流も老舗も、平素私が行くようなお店も大して替わらないだろうと思っていたが、やはりどことなく違う。サクサクとした食感は当然のこと、油臭さもなく、見た目も美しい。やはり一流どころは違うのだと、自分とはこれまで無縁であったような雰囲気を味わった。
                               

 顕微鏡だけでは、これからの時代社員を養っていけないので、何とか手伝ってくれないかというのである。子供がいない向坂社長は、後継者問題も抱えていることがわかった。
                               

 付き合いもある社長だけに何とかしてやりたいと思うが、こちらの立場を繰り返し説明することしかできず、申し訳ない気持ちであった。

 前号の【経営コンサルタント竹根の起業日記】 ←クリック
  【 注】 切り替えタイミングによって、前号掲載がないことがあります。

  ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ