■■【連載 経営トップ15訓】第2訓 3/3 経営トップは”ものさし”を持て 


  毎月第三木曜日にお送りいたします。


 経営トップ15訓 ”当たり前”が実行できる

 経営コンサルタント歴25年を経過した時点で、(特)日本経営士協会の理事長を拝命することになりました。その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。

 私の経営に対する考え方の基本は「当たり前のことが当たり前にできる」「暖かい管理ができる」、その様な企業作りのお手伝いをしています。

 理事長歴も長くなり、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期といえましょう。この十戒に加筆をして、企業や組織のトップ・管理職の方々に向けて焼き直したものを「トップ15訓」としてまとめてみました。経営トップの皆さんだけではなく、私自身にも必要なことなので「社員」という言葉と共に「会員」という言葉も使っています。

 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。


■■ 第 2 訓 ■■


全体を俯瞰的に観て、ぶれない判断基準(ものさし)を用いて決断する


■ 富士山がいろいろに見える 2-1/3  <バックナンバーをご参照ください>

■ 経営トップは鳥となって「視る」 2-2/3  <バックナンバーをご参照ください>


■ 経営トップは”ものさし”を持て 2-3/3

 その時に、ものさしを持って見ることが必要です。企業内を見るときには、経営理念や経営計画というものさしもあれば、マニュアルというものさしもあります。ものさしを変えると、視線も変化して来ます。

 さらに一歩下がって、「近隣の企業や商店は儲かっているのだろうか」「日本経済は・・・」「グローバルな視点で見て日本は・・・」「これからの技術動向はどう変化するのだろうか」等々、カメラのズームを引くようにしてみたり、元に戻したりと、俯瞰的に観る視点を変えてみてはどうでしょうか。

 例えば業界というものさしを使って、業界におけるポジションを確認しても面白いです。日本経済指標を基準に自社を観ることもあるでしょう。グローバルな視点で観る時に、それらを組み合わせて観ることも必要です。

 「木も見て森も見る」習慣を持つと、経営判断の精度も上がってきます。

   第2訓 全文 ←クリック


【 注 】
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