■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 九月二十日 営業会議


 
 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

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 九月二十日 営業会議

 週末に開催する課内連絡会議を短く終えて、臨時の営業会議を開いた。一昨日訪問した匠製本製作所の紙折機の輸出について討議を開始した。

 事務機としては大きすぎるし、印刷会社向けには中途半端な大きさである、という意見が大半であることと、会社が小さすぎて、新規取引先条件を満たさないということから、却下されてしまった。

 その報告を電話でするには、あまりにも気の毒な気がして、来週訪問して、結果報告をする旨匠製本の専務とアポイントの電話をした。

 二五日を希望したが、代金回収日で忙しいという。二六日に訪問することになった。

 二五日は、五十日(ごとうび)ではあるが、その中ではあまり支払日となっている企業が少ないのに、なぜなのか疑問に思った。

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