「役割」は疲弊する | 人と組織がうまくいくブログ

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部下と言葉が通じない・・チームになっていない・・
信頼で結びつき、社員が自走するあなたらしいリーダーシップに気付くヒントをお伝えするブログ

 
燃える集団をつくる専門家 川添香です。

こんな経験ありませんか?

まわりから何か期待されちゃって、ちょっと疲れちゃった、なんてこと。

例えば、グループのとりまとめとか、日程決めとかのお世話役。
だれかとだれかの調整役とか。
誰の役とも決まっていないのに、いつの間にかやっているようなことです。

こういうのって、グループの中で比較的得意な人に役回りが回ってきますね。

で、いつの間にか、その人に役がくっついてしまっているような錯覚をグループが起こしてしまいます。

でもね、それって人に属してるものではなくて、役割。機能でしかありません
役割は、長くやってると疲れちゃうんですよ。
特にほかにやれる人がいないからその役割を取っているいるような場合。

あまりに当たり前に要求されると、「いいかげんにせい!」とちゃぶ台ひっくり返したくなる(笑)
私もお母さん的役割を要求され過ぎるととそうなります(^_^;)

最近チームがうまくいかないなあ、なんていうときには、役割の疲弊や混乱が起こっている可能性があるんです。
表立った役割でないものにも目を向け、いつも誰かひとりが担っていないかチェックしてみましょう。

例えばこんなものがあります。
・飲み会行きましょうなどとと声を発する、物事の発起人
・決まりかけたころにわざと疑問を呈する、反対する人
・難しい物事の仲裁者
・未来イメージを描く、空想家
などなど。


必要があれば、役割交代すること。
グループやチームに必要な役割であれば、その役割を降りても必ず代わりにやる人が現れてきます。