一生ここで働く！！という高齢者からの声

人手不足や労働力確保に向けてあらゆる取り組みを模索している企業も

多いと思いますが、定年の引き上げや定年廃止、高齢者の働き方に向けた

取り組みを検討する企業も増えています。

内閣府の発表によると、

60歳以上の高齢者に「何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか？」という

質問に対して

「働けるうちはいつまでも」28.9％

「65歳ぐらいまで」16.6％

「70歳ぐらいまで」16.6％

「75歳ぐらいまで」7.1％

「80歳ぐらいまで」2.7％

で働くことを希望する高齢者の割合は71.9％となっています。

先日もお客様のところで「定年廃止」のお話を

労働者の方に行ったところ、

「助かる！」「一生ここで働く」という喜びの声も上がっていました。

もちろん、企業側にも労働力が確保できるというメリットはあります。

長年貢献してきた方であれば、経験値も高く、戦力としては申し分ないですからね。

一方、高齢者という点では健康状態や仕事の質という面も配慮することが必要になってきます。

定期的な健康チェック、作業チェックなどお互いに状況を確認しながらという仕組みで

トラブルを避けることができます。

新しい制度の導入は、あらゆる角度から判断が必要なので、

働き方改革に着手する場合などはぜひご相談くださいね。

福井の社労士事務所　北出経営労務事務所