【アンプラグド通信～Vol.126】今日からできる５次元経営シリーズ！～２：６：２の法則

２：６：２の法則聴かれたことがあると思います。

このブログは以下の目的のために書いています。

経営者の方へ                                   ⇒ 　社員の生産性の向上のポイントをお伝えしています。

社員の方へ　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⇒ 　社内のできないくんへの見方が変わります。

自分ができないくんだと思っている方へ　⇒ 　その状態を脱するヒントをお伝えします。

経営者の方であれば、

できる社員：普通の社員：できない社員＝２：６：２

の割合を痛感されている方も少なくないかと思います。

私も、今年でコンサルをはじめて９年になりますが、

下位２０％への社員の対応はコンサルをはじめた当初は完全に見誤っていました。

たとえ、下位２０％の社員を退職させたり、配置替えをさせても、今まで普通の社員だった人が

下位２０％のパフォーマンスに落ちてしまうのです。

北海道大学の長谷川英祐准教授が進化生物学の見地からアリを用いて、このことを詳しく研究し、一般向けの

解説書を出しています。「疲労」というものが存在する以上、一見サボっているように見えるアリの存在が、

コロニーの存続に大きな役割を果たしているそうなのです。

今日は５次元経営の観点からこのことを見てみたいと思います。

５次元経営といっても言葉はあたらしいですが、日本という国自体も、２００年超の業歴を持つ企業も全て

５次元の意識で経営されています。

以下、５次元経営と３次元経営のキーワードを列挙しますから、なんとなく感覚で掴んでください。

・５次元経営　⇔　３次元経営
・無我　　　　⇔　自我
・希望　　　　⇔　欲望
・正見　　　　⇔　邪見
・唯心論　　　⇔　唯物論
・學　　　　　⇔　処世術
・愛と奉仕　　⇔　恐れと打算
・愛と智慧　　⇔　区別と知識
・アイデア　　⇔　ヒント
・心地よさ　　⇔　損得／合理性
・想像力　　　⇔　分析力
 

２：６：２の法則を５次元経営的な観点でみると

１．そもそも仕組みとしてパフォーマンスが２：６：２となることを理解する。

　⇒磁石を半分にわってもまたS極、N極となるように、組織の法則は２：６：２が割合です。

２．下位２０％の人が全ての社員の癒やしとなっていることを理解する。

　⇒安全基地があるから、人は安心して働くことができます。

この２点を理解した後に、

下位２０％の人の得意なことを、５次元的な手法を使って見い出しましょう。

この方法は、考えるのではなく、その人の事を思い浮かべて、この人は

なんとなくこんな長所があると感じる感覚をもってみてください。

その感じて受け取ったその人の長所をその人に伝え、その長所を活かす

ような働き方ができるようにフォローしてあげてください。可能であれば、

３日一度くらいなんとなく声がけしてあげることができれば最高です！

下位２０％の人の多くは、

・優しくて自分の意見がはっきりいえずに、他の人に仕事を振られて、断れない人だったり、

・そもそも生真面目で１００％の完璧を目指すがために仕事が遅かったり、

・指示を待つタイプの人で、自分で考えることが苦手だったり

する特徴があります。

こういった特徴を、先程の長所を引き出しながら、カバーすることをフォローしてあげてください。

自信がついてくるとみるみるうちに変化していきます。

人へ愛を与えるというのはろうそくの火に例えられます。

人のろうそくが消えていて自分のろうそくから相手に火をつけてあげても、自分の火は消えすに、

単純に火が倍になり、減ることはありません。

愛もこれと同じなので、ガンガン、火をつけてあげてください。ポイントは頭で相手の長所を考えるのではなく、

自分が占い師かサイキッカーにでもなったつもりでなんとなく感じる相手の長所を相手につたえてあげること

です。

頭で考えたものではないので、なんとなく感じ取ったものなので、これは真実で相手にも伝わりやすいです。

最後に、自分ができないくんと認識されている方への工夫をお伝えします。

自分の頭の中に、自分に対する否定の言葉ができないくんには渦巻いています。

まずは、そんな状態でも毎日会社にいって仕事をしている自分を自分で褒めてあげましょう！

自分を褒めるなんて嘘くさくてできないとおっしゃるかもしれません。

しかし、この世の地獄は原因は１つであるという真実をお伝えしたら、自分を否定し、裁くのを辞める

きっかけになるかもしれません。

この世の地獄の原因は、『罪悪感』です。この罪悪感は一番最初の私のYOUTUBE動画（https://www.youtube.com/watch?v=RoxZhAILAyo&t=28s）で

お伝えした、人間がもっている最初の矛盾がスタートです。頭の思考のエゴが存続するために、罪悪感をずっと

抱かさせ続けているのです。

これから、考えない技術をお伝えし、この『罪悪感』の罠の抜け方はお伝えしていきますが、まずは、自分を

否定することを辞める、そしてできたことに眼を向けて、一日の終わりにできたことノートを１０個くらい書いて

それに感謝することからはじめてもいいと思います。

歯を磨けたこと、電車に乗れたこと、会社にいけたこと、実はこれらのことだって実際大きなチャレンジとなる

方は沢山いらっしゃるのです。

まずは自分にとっての当たり前の日常を取り出し、それが実はありがたいことだと思い、自分を認め、

褒めてあげることからスタートしてください。

そうして、リラックスができるようになってくると、ミスも減り、仕事のスピードや正確性も自ずと上がってきます！

ご質問やご意見はお気軽にコメント欄にお願いします！