【エグゼクティブコーチング】あなたの『チキン』は何ですか? | 望月 貴生|AI活用リスキリングのパイオニア五次元経営コンサルタント

【エグゼクティブコーチング】あなたの『チキン』は何ですか?

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チキンといっても、マックチキンのシャカチキ・チーズが
好きですという話ではありません(笑)


みなさん、こんばんは。



バック・トゥ・ザ・フューチャーという映画をご覧になった
ことがありますか。



あの映画の中で、主人公のマイケルが、不良たちに、
『お前はチキン(臆病者)だ』と挑発されて、頭にきて、
その挑発に乗って、車の公道レースをし、腕を骨折し、
ギタリストの夢を砕かれるというくだりがあります。


結果的に主人公はタイムマシンに乗って、その性格を
あらため、同じシーンで、不良たちに挑発されて、
アクセルをギュンギュンふかしてスタートするのですが、
スタートした時にはリバースギアに入れて、不良たちを
相手にしないでUターンして、難を逃れます。


ハッとフラッシュバックのようにこのマイケルの

『何人たりとも、俺のことをチキンと呼ばせないぜ~。
 勝負受けたろうじゃねぇ~か~』

というセリフが思い起こされました。


実は、私にとって、『あなたは信用ならない』と言われる
ことや、一度きちんと決めた決まり事を相手の都合で、
勝手に変更されることを極端に嫌っていました。主人公が
『おまえはチキンだ』といわれた時のように、感情的に
なり、『なぜ、あなたはそんなことを言うんだ。あの時、
きちんと決めたではないか』と、相手との人間関係を
終わらせてしまったことが、何回かありました。


振り返ってみると、なぜ、『おまえはチキンだ』と
言われたマイケルがリバースギアにいれて、相手を
笑い飛ばすような対応ができなかったのかなぁと反省
しています。


それは、自分にとって、『チキン』のように反応する
ことは何かを理解していなかったからだと気が付きました。


かつての自分にとっての『チキン』は

・人に疑われること
・人に信じてもらえないこと
・一度決めた約束を勝手に反故にすること
・自分の期待が大きく裏切られるとき
・自分の立場を崩されそうになるとき

でした。


しかし、これらのことを自分にとってのチキンだと
認識し始めた時、自分にとっての弁慶の泣き所を
理解し、同じようなことが起きても、感情的になる場合が
少なくなりました。


結果的に感情的になって、怒りを相手にぶつけても
自分の思いは達することができないばかりか、相手からの
信用もなくなり、ドン引きさえされてしまう結果になります。


自分の怒りに飲まれていると、昨日のブログにあった赦しなどを
相手にできるはずがありません。相手がなぜそういう風に相手が
したかを思いやる余裕もなく、『チキン』に腹を立て、相手を
同じように傷つけてやろうとすれば、傷は深く、大きくなる
ばかりです。


自分にとっての『チキン』を理解することは、今後の
人生で、落とし穴に入る確率を格段に減らしてくれることに
なります。かつて、自分がどのような時に感情的になって、
それはなぜだったかを書き出してみると自分の『チキン』が
おのずと浮かび上がってきます。ぜひ、一度、自分の
『チキン』探しにチャレンジしてみてください。



コーチングという手法をとっても、『チキン』を探すことが
できますので、一人で見つけ出すことが困難な方は、お気軽に
mochizuki@unplugged.asia まで、『チキン発見希望』という
件名でメールをください!『あなたのチキンを探しましょう』