「けいってさ、『生きるエネルギー』にあふれてるよね」
え、とつぜん、なに?
ニコニコ笑っている私を見て、だんなさんがそういった。
わたしが「ティッシュ、取ってぇ」とか言ってるのに、
わざと違うもの(テレビのリモコンとか)を渡そうとするんです。
そりゃあ、ニコニコと必殺のほほえみを浮かべているしかありません。
その「必殺のほほえみ」が、
だんなさんには
『生きるエネルギーにあふれている』
ように見えるみたいです。
このテーマの初回に書いてるけど、
わたしは死にかけたことがあります。
植物人間だったかもしれません。
意識せずに生きていたわたしに『わざと違う行動』をとっても
もちろんわからないから、しらんぷりだったそうです。
そこから意識を取り戻したときを知っているだんなさんは
時々生きるエネルギーを感じるそうです。
「自殺なんて考えちゃだめだよ」
と言われたこともあるんだけど、確かにそのときも
「なんで自分から死ななくちゃいけないんだ?」
とふつーに思ってました。
というわけで、たぶん生きることしか考えていないんでしょう。
ちなみに、いつも考えていることは、
「ごはん、なに食べよっかな~」とか
「ごはん、なに作ろっかな~」とかです。
おいしいもののことばっかりです。
至って健全です。