母方の祖父母のお見舞いに両親揃って上京するというので、
一緒にお見舞いに行ってきました。

祖父は100歳、祖母は88歳。
2人とも骨折したりして少々体が不自由になってしまったので
現在は二人で一緒の特養老人ホームに入ってます。

同じ施設の同じフロアで部屋は別々。
顔は合わせたり、一緒に過ごしたりすることはあるみたい。
祖父はとても厳しい人なのだけど、骨折して不自由になってからは
とっても気弱になってしまって、お見舞いに行くたびに
「よく来てくれたなぁ…」
ってポロポロ涙をこぼす。
本当は祖母と一緒にいたいんだけど、すっかり涙もろくなった自分を
見せるのが恥ずかしくて部屋で過ごしてる事も多いみたい。

祖父からしたら、100年も住んでた自分の家を離れて、
知らない人に介護されながら過ごすのは辛いだろうなあ。
気弱になってしまうのもわかる。もう家には戻れないかもという不安もある。

祖母は少し痴呆気味なのでどこまで何を感じているのかわからないけど、
自分が知らない場所に来た事は自覚してるっぽい。

娘である母が名古屋でなかなか来られない分、東京にいる孫の私や妹が
ちょこちょこ行ってあげなきゃいけないなあ…。
いつまでも元気でいてほしいけど、いつかはお別れが来るし、
それまでに少しでもたくさんの時間を一緒に過ごせたらいいな。