Washington Time








2011年09月03日(土)

宮城県の被災現場訪問~ともに、前へ

テーマ:ジャパン通信
 日本での夏休みの終盤、宮城県の被災地を駆け足で周ることができました。名取市仙台市多賀城市七ヶ浜町塩釜市など。初日は七ヶ浜町に住む被災した友人を訪ね、彼に七ヶ浜町と塩釜市を中心に案内してもらいました。翌日は、仙台市役所に勤める知人のご厚意に甘えて、大被害を受けた海岸沿いの浄水場、放射性物質を含む下水汚泥の一時貯留場、瓦礫の仮置き場、建設が進む瓦礫の焼却施設、被災した荒浜小学校と壊滅した周辺住宅地などを視察させていただきました。

 田んぼに転がる多くの車、陸に打ち上げられた船、破壊された電車の車両、点灯しない信号機、根こそぎ流された松の大木、まだヘドロの臭う沿岸街区、校庭の仮設住宅、仮置き場の巨大な瓦礫の山、そして、基礎だけが残された住宅の庭で咲き続けるヒマワリの花々。ニュースやインターネットで見てはいましたが、実際に自分の目で見ると、やはりショックは大きいです。呆然として言葉も出ず、悲しくて写真を撮る気にもなれませんでした。宮城県の被災現場で唯一撮った写真がこれです(↓)。これは、七ヶ浜の海岸に打ち上げられた韓国籍の貨物用コンテナ。仙台港から津波で流されてここまで来たと思われます。



 仙台市の被災現場を視察しながら、仙台市の方々のお話をいろいろと伺う機会もありました。様々な困難を抱えながらも復興の現場で奮闘する彼らとの対話を通じて、復興の組織体型、復興財源、復興施設の計画と維持管理体制、復興代替え案のコスト・ベネフィット、復興施設のエネルギー効率と代替えエネルギー源、段階的復興計画の必要性、復興プロセスの内外への情報発信などなどについて深く考えさせられました。そして、やはり被災者と地元自治体を復興の主役にしていかなければいけないと改めて思ったのです。仙台は、必ずや災害復興の世界的先進事例になるはずです。その仙台市役所の正面には、「ともに、前へ 仙台~3・11からの再生~」という文字が掲げられていました(↓)。そう、ともに前へ進もう。


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コメント

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3 ■たしかに・・・

復興の組織体型、復興財源、復興施設の計画と維持管理体制、復興代替え案のコスト・ベネフィット、復興施設のエネルギー効率と代替えエネルギー源、段階的復興計画の必要性、復興プロセスの内外への情報発信などなど・・・

関係者の方々、専門家の方々のお力を活かして、どうかお頼み申し上げます。

2 ■モンタギューさんへ

コメント有難うございました。福島にいらしていたんですね。福島のことを考えると本当に心が痛みます。なんか、適切な言葉も浮かびません。原発事故が一刻も早く収束して、復興への歩みが進むことを願うのみです。

1 ■私も仙台空港から福島入りしました。

お久しぶりです。慶長さんも日本へ帰ってらしたんですね。本当にニュースや動画でみていたより、雑誌の写真はさらに迫真に迫っていて、さらに現地に赴き五感で感じると、もう否定出来ない災害が実感となりました。福島から被災地高校生を受け入れをお手伝いしている関係で、仙台空港から福島へ入りました。一見してみるとかなり復興しているように見られた街も、車外にでると異臭が鼻をつき、人々の思いも感じられました。やはりここで世界から何ができるでしょうか、たちどまって考える時間が出来ました。
また福島の方達の話も聞けました.外へでることができない農民の方達は、そこに住み続けることがいかに危険かご存知でも、土壌改良、除染の試行錯誤を続けていらっしゃいました。そこから何か出来るかも知れません。と今、こちらマサチューセッツやバーモント州の境にあるヤンキー原発の風下農民の人が立ち上がりました。

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