シドニーとエッチロー | ワシントン通信 3.0~地方公務員から転身した国際公務員のblog

シドニーとエッチロー

 もうずうっと昔、まだオーストラリアに来る前のことです。「日本人はどうして皆がみんな、『Sydney』の発音が変なんだろう。でも君はまともな発音に近いね」と、ある外国人に言われたことがあります。おそらく日本人の発音が変なのは、「シドニー」というカタカナ表記があまりにも定着してしまっているせいでしょう。「Sydney」という固有名詞の英語の発音は、残念ながらカタカナの「シドニー」とは全く異なるものです。英語の発音に一番近いカタカナ表記は、「スィッニー」ではないでしょうか。英語では、「Sydney」の「d」の発音は、ほとんど聞こえないんです。以前、「Brisbane」の発音の話題のときにも書きましたが、英語をカタカナで表記するのはかなり無理がある場合が多いんですよね。

 でも、地名や人名くらい、せめてもう少しオリジナルの発音に近いカタカナ表記にできないんでしょうか。まあ、アメリカ人も「イチロー」のことを「エッチロー」なんて言ってますから、外国人や外国の地名の発音が苦手なのは、何も日本人に限ったことではないのでしょうが。