VIPよりワン・ランク上のVVIP
今回ダッカに来て驚いたのは、僕の宿泊しているホテルのセキュリティの厳しさです。ホテルに入る際は、その都度全ての荷物をX線で調べられ、おまけに金属探知機をくぐらないとなりません。まるで、空港のセキュリティと同じです。ホテルの正面玄関前には、「VVIPの滞在のため、セキュリティの強化にご協力ください」というような掲示がありました。「VIP(Very Important Person)」ではなくて、「VVIP」です。「VVIP」というのは初めて目にする言葉ですが、「Very Very Important Person」の略だというのは容易に想像できます。要するに、「VVIP」は「VIP」よりワン・ランク上というわけです。
その「VVIP」が、今日このホテルに到着しました。そのため今日は一段とセキュリティが厳しく、ホテル中で銃を抱えた軍人やら警官やらを数多く目にしました。ホテルの玄関からエレベーターまでは、普段は見ない赤いカーペットが敷かれていました。彼が到着する頃、僕も彼をひと目見ようと、ホテルのロビーに張り込んでいました。ところが、彼の到着時刻寸前に、僕を含めた一般の宿泊客は、ロビーから追い出されてしまいました。仕方がないので、僕はロビーから少し離れたカフェでお茶を飲んでいました。すると、けたたましいサイレンを鳴らした護衛車に先導されて、その「VVIP」を乗せた車がホテルに到着しました。数分後、その人は赤いカーペットに続くホテルの正面玄関を使わず、脇にある通用門からホテルに入って来ました。万が一に備えて、入り口を変えたのでしょう。あの赤いカーペットは、敵を欺くためだったのでしょうか。彼が入って来たその通用門からエレベーターまで行くには、僕がお茶を飲んでいたカフェの横を通らないといけません。案の定、その人は僕のすぐ横を通り抜けて、エレベーターへと消えていきました。大勢の護衛に囲まれてはいましたが、がっちりとした体格と威厳に満ちた顔立ちのその人を、この目で間近に見ることができました。グレーの三つボタンのスーツをお洒落に着こなしていた「VVIP」とは、パキスタンのムシャラフ大統領その人です。
その「VVIP」が、今日このホテルに到着しました。そのため今日は一段とセキュリティが厳しく、ホテル中で銃を抱えた軍人やら警官やらを数多く目にしました。ホテルの玄関からエレベーターまでは、普段は見ない赤いカーペットが敷かれていました。彼が到着する頃、僕も彼をひと目見ようと、ホテルのロビーに張り込んでいました。ところが、彼の到着時刻寸前に、僕を含めた一般の宿泊客は、ロビーから追い出されてしまいました。仕方がないので、僕はロビーから少し離れたカフェでお茶を飲んでいました。すると、けたたましいサイレンを鳴らした護衛車に先導されて、その「VVIP」を乗せた車がホテルに到着しました。数分後、その人は赤いカーペットに続くホテルの正面玄関を使わず、脇にある通用門からホテルに入って来ました。万が一に備えて、入り口を変えたのでしょう。あの赤いカーペットは、敵を欺くためだったのでしょうか。彼が入って来たその通用門からエレベーターまで行くには、僕がお茶を飲んでいたカフェの横を通らないといけません。案の定、その人は僕のすぐ横を通り抜けて、エレベーターへと消えていきました。大勢の護衛に囲まれてはいましたが、がっちりとした体格と威厳に満ちた顔立ちのその人を、この目で間近に見ることができました。グレーの三つボタンのスーツをお洒落に着こなしていた「VVIP」とは、パキスタンのムシャラフ大統領その人です。