夜が明け、今日は歩く日。
夕飯から食べられる!!

そして、この日が予想外の出来事で、入院の中で1番つらかった。

点滴中は空腹を感じない。と聞いていたが、一部の少食の人だけなんじゃないかと信じられなかった。でも、本当に感じなかったです。

ただ、点滴が終わるとお腹は空く(笑)

朝の検温の時間になり、看護師さんがベットのリクライニングと足元を上げくれる。
同じ体勢だったから、すごく快適。
感動のあまりこのベットが欲しくなる(笑)

そのままベットを堪能。
朝食後の検温の時に、着替えとお小水の管を抜かれる。歩く前に抜かれた😫

これは歩くしかない。
抜くときは痛みもないが、排尿時に違和感を感じる。管がないって素敵。

ベットの端に座るとクラクラする。
すぐに落ち着き立ってみると、意外にすんなり歩けた。

早速、トイレへ。
これでトイレ問題は解決。

今日はトイレへ行く時に、少し遠回りで歩く程度でよいとのこと。尿意がわからないので、リハビリも兼ねて定期的に行く。

歩くときも傷は痛くないんです。
何が痛いって、肋骨から肩の骨が痛いんです。
さらに胃の中が空っぽなので、ぎゅーっと締めつけられて痛い。
断食とかもしたことありますが、そのときにも感じたことがない痛みで、とにかく痛い。

手術時に、頭を下にして傾斜をつけて他の臓器が邪魔にならないようにしているみたい。
その時に全体重を支えているのが肩なので痛みが出るとのことでした。

にしても痛い

骨に潤滑油がないような違和感があるような言葉にできない痛みです。
ただ激痛で汗がでるほどではなく、これ何もしなくて大丈夫?くらいの痛み。

歩くときにお腹と肋骨に違和感を感じながら、その日は歩いて寝ての繰り返しでした。
まだ、携帯や動画を見る気にはなれない。

そんなこんなで念願の夕飯




オール液体!
塩気のない重湯に、塩気のあるコンソメスープ
酸味のあるトマトジュース。
少ない塩気で、味を感じられるように良く出来てる。

スプーンをあげると、左鎖骨が痛い。
思わず右手で食べる。


久々に食べ物が入った私の臓器は、その夜すごくうるさかった。

キュー、ゴロゴロ、ゴボゴボ…と色んな音を奏でていた。

この日は1泊2日の隣人がいたので、ごめんなさい。と心の中でつぶやいた。